核心にシュートを!BACK NUMBER
《A~D判定》パリ世代の日本代表W杯メンバー入り予想…なぜ米国戦で失点関与のDF関根大輝がB判定か「言語化能力が…」取材記者は驚いた
text by

ミムラユウスケYusuke Mimura
photograph byBen Jackson/USSF,Getty Images
posted2025/09/17 11:10
関根大輝はアメリカ戦で失点に関与したとはいえ、パリ世代の主力としてW杯メンバーに絡む資質は十分に持っている
A:鈴木彩艶
B:鈴木唯人、関根大輝、高井幸大
C:藤田譲瑠チマ、鈴木淳之介、望月ヘンリー海輝
D:細谷真大、平河悠、熊坂光希、三戸舜介、佐野航大、俵積田晃太
現時点で当確なのは鈴木彩艶だけ。ただ、鈴木唯人と関根はずいぶん前進したはずだ。負傷の影響がなく、新天地トッテナムである程度試合に出られればメンバー入り間違いなしと見られる高井と同じような立場に入ったのだから。
あとは藤田と望月に加えて、デンマークのコペンハーゲンへ移籍した鈴木淳之介が虎視眈々とメンバー入りを狙える位置にいるという状況だろうか。
ADVERTISEMENT
なお、Dに入った選手のなかで三戸については、クラブから詳細の発表がないものの、8月に膝の大きな怪我を負ってしまったため、復帰までにはそれなりの時間を要すかもしれない。まずは回復を祈るばかりだ。
パリ世代の突き上げが新陳代謝を生む
いずれにしても、こうした選手たちがメンバーに入ってくることが新陳代謝を生むし、最終的にメンバー入りを果たさなくても、序列を上げることに意味はある。
競争のないところに、成長なし。
来年のW杯で日本代表が優勝という目標に近づく確率を上げるためには、彼らの成長と躍進が欠かせないことを忘れてはいけない。〈第1回につづく〉

