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日本代表W杯予想スタメンは「2、3戦目の入れ替え」まで必要では…カギの1人は“2つの強み”を持つMF鈴木唯人「間違いなく成長できている」

posted2025/09/17 11:08

 
日本代表W杯予想スタメンは「2、3戦目の入れ替え」まで必要では…カギの1人は“2つの強み”を持つMF鈴木唯人「間違いなく成長できている」<Number Web> photograph by Koji Watanabe/Getty Images

日本代表が完敗したアメリカ戦で、MF鈴木唯人が見せた2つの強みとは

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ミムラユウスケ

ミムラユウスケYusuke Mimura

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Koji Watanabe/Getty Images

2026年W杯へ、日本代表躍進のカギとなるパリ五輪世代。W杯スタメン予想をするにあたって、取材記者が期待を寄せたMF鈴木唯人とDF関根大輝の能力とは。〈NumberWebレポート/全3回。第3回につづく〉

最もタフなグループでの第2、3戦スタメンは?

 どこよりも早いW杯スタメン予想と、その中にパリ五輪世代の選手がどれくらい入るのか――。それを考えるうえで1つ意識したのは、以下のケースである。

《2026年W杯でもっともタフなグループKに割り振られてしまった場合》

 なぜグループKがタフな環境と表現したか。それは第2節で高地グアダラハラの試合をこなした上で移動を挟み、大半のグループリーグの試合よりも短い中3日で最終戦を行うことになるから。さらに、若手の突き上げがチームの新陳代謝をうながし、成長させるために必要だ。その前提でスタメンを考えてみよう。

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 第2戦では相手の出方が分からない状況と仮定して、試合開始直後に3バックから4バックへ変更できるようなメンバー構成を考えてみた。★マークはパリ五輪世代の選手(※東京五輪メンバー入りした久保建英、鈴木彩艶は除く)。

〈第2戦の予想スタメン:3-4-2-1〉※以下すべて左からの並び
FW:町野修斗
シャドー:鈴木唯人★、久保建英
ボランチ:鎌田大地、田中碧
WB:森下龍矢、関根大輝★
DF:伊藤洋輝、遠藤航、冨安健洋
GK:鈴木彩艶

(外部配信でご覧の方は、フォーメーション図を【関連記事】【画像】からご覧になれます)

 試合中、4バックに変更する場合には、遠藤がボランチ、鎌田がトップ下にポジションを上げる。

“3戦目でフォーメーション変更”したとすると…

 次に第3戦の予想は以下の通りだ。前の試合で思うような結果が得られなかったとき、オプションを増やしたい状況、そして選手が高地での試合により極度に消耗したケースを想定してフォーメーション変更した。今回の2試合が終わった後、森保監督は現地に残り、メキシコでキャンプを張る場合の候補地3カ所を自らの目で確認した。カナダやアメリカの候補地の視察と選定はスタッフに任せているのに、メキシコの候補地には足を運んだ理由をこう明かした。

「暑さとか時差は、なんとなくイメージができるところなんですけど、高地については私自身もあまり経験がないので。そこは自分で行っておきたいなと」

【次ページ】 “3戦目でフォーメーション変更”したとすると…

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