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ソフトバンク上沢直之“じつはアメリカで”投球フォーム崩していた…復活までのウラ側「ストレートが生まれ変わった」きっかけは登板前日の“会話” 

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田尻耕太郎

田尻耕太郎Kotaro Tajiri

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posted2025/09/13 11:05

ソフトバンク上沢直之“じつはアメリカで”投球フォーム崩していた…復活までのウラ側「ストレートが生まれ変わった」きっかけは登板前日の“会話”<Number Web> photograph by KYODO

9月4日、通算1000奪三振を達成したソフトバンク上沢直之。今季ここまで11勝をマークしている

 模索する中で、そして、今年ソフトバンクに加入して新たなチームメイトと切磋琢磨する中で、思わず目を奪われたのが藤井皓哉や杉山一樹の投げるフォークボールだった。彼らは握り方や投げる感覚を快く教えてくれた。

「フォークが僕の中では一番難しいボール。フォークも回転が少なければいいというわけでもなくて、ジャイロ系と言ったらいいのか、良い回転のイメージがつかないといけないんです。もともとのスプリットはバットの芯を外すくらいのイメージで投げていましたけど、今のフォークは低めに投げれば絶対に空振りがとれる。だいぶ安定したクオリティを出せるようになってきました」

日本ハム相手にCSで投げる?

 チームは優勝マジックを点灯させており、このままゴールテープを切れば上沢も立役者の1人として高く評価されるだろう。だけど、心残りがある。

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「首位攻防の日本ハム戦で投げられていない。ちょっと悔しい思いもあります。ただ、任されたところでしっかり仕事をするのが選手の務めですから」

 今季レギュラーシーズンで古巣相手に投げたのは5月1日の一度のみ。7回3失点(自責2)で敗戦投手になった。ペナントレースで直接対決は残り2試合あるものの、ローテーション的に登板の可能性はあまり高くない。

 あるとすれば、クライマックスシリーズだ。あらゆる緊張感と独特な雰囲気に包まれること間違いなしのマウンドで、この夏にひと皮むけた上沢がどう立ち向かうのか見てみたい気がする。

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ソフトバンク電撃移籍で批判されて…上沢直之が明かす“当時の胸中”「厳しい目で見られるのは自覚していた」アメリカで投球フォーム崩壊…復活するまで

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