“テレビに映らない”大谷翔平「薄くなった“報復死球”の青アザ」徹底した食事管理だが珍しく…「俺に恨みあんの？」163.6キロ体感の打者はニコリ 

　1点を追う2回にキケ・ヘルナンデスの逆転2ランが飛び出し、パヘスが9球、ロハスも7球を投げさせるなど全員でしぶとく食らいついた。ブービックを90球も投げさせ5回限りで降板させ、最後まで主導権を渡さなかった。

　敵地カンザスシティは1920年のニグロ・リーグ誕生の地とされる。この日はドジャースナインが黒人初の大リーガー、ジャッキー・ロビンソンが在籍したブルックリン時代の「B」の帽子を着用し、ロイヤルズもそのロビンソンが最初に入団した球団として知られる名門モナークス時代の「KC」の帽子を着用してプレー。ロバーツ監督もこう話した。

「モナークスとともに歴史を再確認する日。選手たちは何十年も前の世界に思いを馳せて、タイムマシンに乗ったような感覚を感じてくれたら」

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　人種差別の壁を乗り越え、歴史を紡いできた先人たちから、バトンを受け継いでいるのが今や「メジャーの顔」と称される大谷。二刀流選手として新たな時代を切り開いているのだ。

試合後、大谷の食事で目にした“息抜き”

　試合後のこと。

　ロサンゼルスへの移動を前にナインとともに食事を摂っていた大谷は豆料理が乗った皿とともに、瓶のコーラを飲み、笑みを浮かべていた。徹底した食事管理がクローズアップされがちだが、たまには“息抜き”も必要なのかもしれない。〈第1回からつづく〉

#6に続く

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#20

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