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「それを捨ててまで移籍します?」23億円オファー拒否から1年…遠藤航とリバプールは相思相愛「もし実力者を補強しても」英国人記者ズバリ 

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ジョン・ブルーウィン

ジョン・ブルーウィンJohn Brewin

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photograph byMolly Darlington/Copa,Getty Images

posted2025/06/12 17:01

「それを捨ててまで移籍します?」23億円オファー拒否から1年…遠藤航とリバプールは相思相愛「もし実力者を補強しても」英国人記者ズバリ<Number Web> photograph by Molly Darlington/Copa,Getty Images

遠藤航を熱望するクラブは多いが、リバプールとは“相思相愛”の状況が続いているようだ

 リバプールのようなトップチームにも、スーパースターやワンダーキッドだけでなく、目立たない実力者も必要だ。その意味で、遠藤の必要性はまだありそうだ。彼の経験、順応性、信頼感、そして知性には、大きな価値があるのだから。

 遠藤はこの2年、それぞれのシーズンで状況は異なりながらも、自身の価値を証明している。そしてリバプールは伝統的にベテランを重用してきた──近年の代表格ジェームス・ミルナーのように、遠藤も複数のポジションを高度にこなす頼れる存在になれるだろう。

リバプールでチャンスがあるのに、それを捨ててまで…

 いずれにせよ、遠藤はリバプールの英雄のひとりとして、サポーターの胸に刻まれる。それだけは間違いない。彼が優勝トロフィーを掲げた時のファンの盛大なリアクションを見れば、それは明らかだ。

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「おそらく自分は、来季もリバプールにいるでしょう」と遠藤は言った。

「リバプールでプレーするチャンスがあるのに、それを捨ててまで、他のクラブに移りたいと思います? 僕はそうではない」

 リバプールのファンが彼を胸に留めているように、遠藤の心もリバプールの赤で染まっているようだ。〈つづく〉

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