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「浦和レッズにまた…」“万博でビックリ発言”長谷部誠に「ドイツで16年半の長谷部でも未達成」日本代表後輩2人の“スゴい快挙”を聞いてみた
posted2025/06/13 11:03

大阪・関西万博のドイツパビリオンでトークショーに出演した長谷部誠。取材も含めて現役時代と今の興味深い話を披露した
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ミムラユウスケYusuke Mimura
photograph by
NumberWeb
サッカー日本代表インドネシア戦の翌日、長谷部誠(41歳)は開催中の大阪・関西万博のドイツパビリオンのゲストとして登場し、ブンデスリーガのレジェンドとして現役時代、そして指導者としての今を語った。現地ドイツで得た知見とは。〈NumberWebレポート/全2回。第2回につづく〉
万博で「かなりの晴れ男ですから!」
「僕はかなりの晴れ男ですから!」
ストイックでまっすぐな性格を余すところなく記した著書『心を整える。』がベストセラーになっていた2010年代。日本代表のチームメイトから「まじめか!」と突っ込まれていた男は「陽キャか!」と突っ込まれそうな発言で、大阪の夢洲を大きく沸かせた。
6月11日、日本代表のインドネシア戦翌日のこと。ブンデスリーガレジェンド(*アンバサダー)やフランクフルトのアンバサダーとして、長谷部誠は大阪・関西万博のドイツパビリオンの超目玉ゲストとして登壇した。
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司会者から「先ほどまで雨が降っていましたが、長谷部さんの登場に合わせたかのようにやみましたよ!」と言われたときの答えが、冒頭のものだ。
浦和にまた、お世話になれたらなと
今回のトークショーには長谷部のファンやブンデスリーガ各クラブのファンが来場した。来場者との質疑応答では、クラブW杯開幕を控える古巣関係者やファンが驚くような言葉も残した。長谷部が浦和レッズで32番を背負っていたときからのファンの質問へ答えていくなかで、こう話したのだ。
「あの時は(ドイツ移籍前の最後の試合として日本開催の)クラブW杯があって。浦和での最後の試合は埼玉スタジアムではなく、横浜でした。だから僕は最後に浦和のサポーターにしっかり挨拶できず、すごく心残りな部分がありました。浦和を出る時も『大きくなって、浦和に帰ってきたい』と言ったのですが、選手としては結局40歳までドイツでやり、それで終わってしまったので……」
そして、こう付け加えた。