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ポーランド名GK「日本代表…最も厄介かも」ヨーロッパ人記者が“日本とW杯同組”欧州プレーオフ勝者、F組順位を大胆予想「1位オランダ、2位は」
posted2025/12/12 17:00
F組順位を大胆予想してくれたヨーロッパ人記者は、上田綺世についてポーランドが誇る英雄レバンドフスキに相通じるとも評価する
text by

ヴラディミル・ノヴァクVladimir Novak
photograph by
Kiichi Matsumoto,Takuya Sugiyama/JMPA
W杯でF組に入った日本代表、対戦相手の「不確定事項」は26年3月に行われる欧州プレーオフの勝者だ。東欧を中心に、ヨーロッパ各国事情に詳しいセルビア人記者が、勝ち上がり国とF組順位をいち早く大胆予想した。(翻訳・構成:井川洋一)
勝ち上がりチーム、日本との相性を占う
来年のW杯本大会で日本代表はグループFに入り、オランダ、チュニジア、そして欧州予選Bルートのプレーオフ勝者と戦うことになった。実に興味深い組み合わせだ。
そしてまだ決まっていない欧州枠がどこになるかによって、興趣はさらに増すだろう。候補は、ウクライナ、ポーランド、アルバニア、スウェーデン。3月下旬に行われる一発勝負のプレーオフ準決勝と決勝を勝ち上がったチームが、北中米行きのチケットを手にする。
ここでは大胆にも、そのチームを予想し、日本との相性を占ってみたい。
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このプレーオフのミニトーナメントにも、W杯などと同じように、組み分けのポットがある。上記4カ国の順番そのままに、以下のようになる。
ウクライナ(ポット1)
ポーランド(ポット2)
アルバニア(ポット3)
スウェーデン(ポット4)
準決勝でウクライナとスウェーデン、ポーランドとアルバニアが対戦し、それぞれの勝者が本大会への滑り込みをかけて決勝を戦う(いずれの対戦もポット上位チームのホームで行われる)。
常連でタレント集団のはずのスウェーデンだが
この時点で、首を傾げている読者の方もいるかもしれない。ポットは公的なランキングなどをもとに決定されるもので(W杯などの国際大会ではホスト国もポット1に)、言い換えれば、その時点の“強い順”だ。なのにこの4カ国中、最もW杯に馴染みのあるスウェーデンがポット4となっているのは、なぜか。

