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箱根駅伝PRESSBACK NUMBER
「青学大に3分16秒差…誤算でした」箱根駅伝で勝負を分けた5区に、駒澤大・大八木弘明総監督の本音…それでも総合2位に「安堵感はあった」と語る理由
text by

加藤康博Yasuhiro Kato
photograph byKeiji Ishikawa
posted2025/01/30 11:00
今年の箱根駅伝では総合2位となった駒澤大学の大八木弘明総監督のインタビュー(前編)
「沿道からの声かけはまだ慣れない」
最後に総監督として迎えた2回目の箱根駅伝はどんなものだったのか? 前回との違いについて聞くと、こんな答えが返ってきた。
「今回は2区で2カ所、6区の終盤、そして7区で沿道から声をかけました。Ggoatで指導する選手がいるところを中心に回った形です。前回の箱根は3冠がかかっていたので緊張感もありましたが、今回は出雲、全日本とも2位で、箱根は挑戦者のつもりで挑んだので、若干、気持ちが楽だった部分はあります。
沿道から声をかけるのはまだ慣れないですね。運営管理車からは決まったタイミングで1分間、声がけができますが、沿道では選手が一瞬で通り過ぎてしまいます。短い時間の中で的確なアドバイスをしたいと思っていますが、その難しさを今回も感じましたね。やっぱり選手の後ろにつける運営管理車がいいなと思いました」
そう言って朗らかに笑った。≪インタビュー後編に続く≫
