- #1
- #2
スポーツ・インテリジェンス原論BACK NUMBER
「卒業後は、ひとりで練習するつもりです」あの青学大エースの就職先は? 箱根駅伝“最強世代”青学大4年、取材記者が見た6人の素顔「アナウンサー内定も」
text by
生島淳Jun Ikushima
photograph bySankei Shimbun
posted2025/01/10 11:21
4年連続箱根駅伝を走った青学大・太田蒼生。写真の1年時から区間2位2回、区間賞2回と強さを見せ続けた
個性の強い同級生に囲まれていたが、田中はキャプテンに立候補した。競技力だけではない、リーダーとして集団を引っ張りたいという強い意志があった。
最後の箱根駅伝では、給水を担当した同級生の片山宗哉と乾杯してからドリンクを飲む、自分で自分の走りを実況しながら10区アンカーへたすきを渡すという、「抑えられない表現欲」があったからこそ、強い4年生の中で存在感を示すことが出来たのだと思う。
4月からはアナウンサー。仕事における表現欲がどこに向かうのか、楽しみでもある。
ADVERTISEMENT
青山学院大学、2025年卒業組。
私が取材してきた中で、箱根駅伝については最速、最強であり、いつも取材で楽しませてくれた学年だった。
本当にありがとう。
<《鶴川・若林》編から続く>