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<27年目の告白>天皇賞を制したオフサイドトラップの裏で…柴田善臣が明かすサイレンンススズカのこと「スズカがレースを中止しようする姿が…」 

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藤井真俊(東京スポーツ)

藤井真俊(東京スポーツ)Masatoshi Fujii

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photograph byKiichi Yamamoto

posted2024/10/27 17:03

<27年目の告白>天皇賞を制したオフサイドトラップの裏で…柴田善臣が明かすサイレンンススズカのこと「スズカがレースを中止しようする姿が…」<Number Web> photograph by Kiichi Yamamoto

1998年天皇賞秋で勝利したオフサイドトラップと柴田善臣騎手

「理想的な位置取りだったし、リズムも良かった。ただコーナーに入ると前のサイレントハンターは見えるけど、その前のスズカはもう見えなかったです」

 そして3-4コーナーの中間。大ケヤキを過ぎたあたりで悲劇が起こる。

「サイレントハンターの(吉田)豊が変な動きをしたのが見えたんです。急に外に行ったのを見て“故障かな?”と思った。それと同時に考えたのは自分の進路取り。ジョッキーというのは騎乗馬が故障した時にはなるべく真っすぐ馬を下げるのが暗黙の了解だから、しっかり前を見ていれば内か外、どちらかには避けられる。

 結局、内にスペースがあることが確認できたから、そのまま走らせた。横目でスズカがレースを中止しようとする姿も見えた。その瞬間は“えーっ!?”と思ったけど、本当に一瞬だけ。レースは流れていたから」

【続きを読む】サブスク「NumberPREMIER」内の《サイレンススズカへ》柴田善臣とオフサイドトラップ、27年目の告白「自分の思いを伝えなければ一生、負い目を感じる」【1998年天皇賞・秋の勝利と後悔】、こちらの記事の全文をお読みいただけます。

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