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「あの一発でこんなに…」なでしこ谷川萌々子の“五輪30m弾”だけでない衝撃…熊谷紗希が「相手にモモコはいないから大丈夫!」声かけした日 

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posted2024/08/13 06:00

「あの一発でこんなに…」なでしこ谷川萌々子の“五輪30m弾”だけでない衝撃…熊谷紗希が「相手にモモコはいないから大丈夫!」声かけした日<Number Web> photograph by Takuya Kaneko/JMPA

パリ五輪で一躍、知名度を上げた谷川萌々子。なでしこジャパンの未来を担う超新星には“逸話”がすでに数々ある

「年齢に関係なく実力の世界です。自分自身も若さを理由に評価されたくないと思っていたし、この場でみんなが平等に、同じ土俵に立って競えたらもっと強くなれる」

 このメッセージに触発されるのは、谷川だけではないだろう。右サイドや最終ラインで奮闘した18歳の古賀、スペイン戦で鮮やかなフリーキックを決めた藤野あおばと、前線でのハードワークで存在感を見せた浜野まいかという2人の20歳も、である。

 チームとしてさらに上を目指すために。時の経過を待つのでなく、自ら年齢という“固定観念”を剥ぎ取っていかなければならない。

新世代の台頭の一方で、清水のケガがあった

 新たな世代の台頭が目覚ましかったパリ五輪だが、なでしこジャパンは初戦スペイン戦でいきなりの大きな痛手を負っていた。

 ヒザを負傷した清水梨紗である。

 しかし清水は努めて気丈に振る舞い、離脱の際にはチームに思いを託した。そして長年の盟友である長谷川は、清水に寄り添っていた。

<つづく>

#2に続く
「泣かないで…」負傷離脱・清水梨紗と長谷川唯が“荷物整理のちハグ”、田中美南は「RISA 2」ユニを…“TVに映らない”五輪なでしこ舞台裏

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