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《阪神エース対談》青柳晃洋30歳×村上頌樹25歳「中日の大野雄大さんに投げ負けたのが悔しくて」「僕は山本由伸。向こうからナイスピーって」
text by
酒井俊作Shunsaku Sakai
photograph byNanae Suzuki
posted2024/04/05 11:00
(写真左から)村上頌樹、青柳晃洋。対談と撮影は沖縄でのキャンプ中に実施された
村上 それは悔しいですよね。
青柳 こういう投手になりたいと思わされた。だから一緒に投げる試合は「大野さんより先にマウンドを降りない」という意識でずっと投げているからね。
第6戦で負けて、まだまだだと気づかされた
村上 僕は今なら、山本由伸(現ドジャース)です。同い年ですが、投げる球がすごくて貫禄もある。マウンドでの雰囲気が違う。由伸の時はチームが「今日は勝てる」となりますから。オフのNPBアワードで少し話したんです。向こうから「ナイスピー」って言ってきたから「6戦目、エグかったな」と返しました。
青柳 頌樹は昨年の日本シリーズで由伸と投げ合ったよね。第1戦で投げ勝ち、第6戦で負けた。あの2試合をどう捉えた?
村上 第1戦だけで終わっていたら、浮かれていたかもしれないですけど、第6戦で負けて、まだまだだなと気づかされましたし、もっとやらないとなって気持ちになりました。
青柳 第7戦の先発は僕と決まっていた。先輩思いのピッチングをしてくれたなあ。
村上 ハハハハハ(天を仰いで爆笑)。
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