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ドウデュースを「あえて外した」理由とは? 2024年“平地GI全24レース”の勝ち馬を無茶ぶり予想「リバティアイランドはアーモンドアイ級に…」
text by
島田明宏Akihiro Shimada
photograph byJIJI PRESS
posted2024/02/17 17:01
2023年の有馬記念で劇的な復活勝利をあげたドウデュースと武豊。今年はドバイ遠征を皮切りに、凱旋門賞への再挑戦を目指している
NHKマイルカップ(5月5日、東京芝1600m)
ジャンタルマンタル(牡3歳、父パレスマリス、栗東・高野友和厩舎)
昨年、3連勝で朝日杯フューチュリティステークスを制するも、共同通信杯では掛かって2着。マイルがベストか。(B)
ヴィクトリアマイル(5月12日、東京芝1600m)
リバティアイランド(牝4歳、父ドゥラメンテ、栗東・中内田充正厩舎)
ドバイからの帰国初戦がどこになるか読めないが、国内で走るレースのほとんどを勝ちそう。(A)
オークス(5月19日、東京芝2400m)
レガレイラ(牝3歳、父スワーヴリチャード、美浦・木村哲也厩舎)
昨年のホープフルステークスで、牡馬相手に優勝。皐月賞は厳しそうだが、牝馬同士のオークスなら最有力。(A)
日本ダービー(5月26日、東京芝2400m)
トロヴァトーレ(牡3歳、父レイデオロ、美浦・鹿戸雄一厩舎)
新馬戦を勝ったとき、鹿戸調教師が「これ強いよ」と珍しく興奮していた。エフフォーリアで惜敗した悔しさをこの馬で晴らす。(B)
凱旋門賞馬の弟は「距離が延びてよさそう」【安田記念~菊花賞】
安田記念(6月2日、東京芝1600m)
ソウルラッシュ(牡6歳、父ルーラーシップ、栗東・池江泰寿厩舎)
過去2年、13着、9着に敗れているが着順ほど差はない。富士ステークスで2着になっているのだから東京も大丈夫。(C)
宝塚記念(6月23日、京都芝2200m)
タスティエーラ(牡4歳、父サトノクラウン、美浦・堀宣行厩舎)
昨年のダービー馬。ここを勝てば史上3組目の父仔制覇となる。(B)
スプリンターズステークス(9月29日、中山芝1200m)
マッドクール(牡5歳、父ダークエンジェル、栗東・池添学厩舎)
昨年は激しく叩き合い、鼻差の2着。テンからスピードがある、典型的なスプリンター。(B)
秋華賞(10月13日、京都芝2000m)
アルセナール(牝3歳、父エピファネイア、美浦・木村哲也厩舎)
ナミュールの半妹。デビュー2戦目のクイーンカップで不利がありながら2着。素質は相当なもの。(B)
菊花賞(10月20日、京都芝3000m)
シンエンペラー(牡3歳、父シユーニ、栗東・矢作芳人厩舎)
凱旋門賞馬ソットサスの全弟。新馬、京都2歳ステークスを勝ち、ホープフルステークスで2着。切れないぶん、距離が延びてよさそう。(B)