「行きたいですよ。そのためには今年、国内でしっかり結果を出すことが条件になってくるでしょう。オーナーはそこが一番の夢ですし、ボク自身も同じです」

――イクイノックスとの再戦が迫っています。実に518日ぶりだそうです。

「ダービー以来ですか。ドウデュースの昨秋はヨーロッパ遠征に出かけて、イクイノックスは国内に残りました。ドバイには一緒に行ったけど、レース選択が違いました。結局、イクイノックスは世界の檜舞台ですごい勝ち方をして、ドウデュースは出走もできなかった」

――ダービーは3番人気でイクイノックスに勝ちました。

「ダービーは強かったよね。タイムも速かったし、3着馬（アスクビクターモア）も菊花賞を勝っています。ダービーにしても非常に強いメンバーでの勝利でした」

2022年の日本ダービーではドウデュース（中央）がイクイノックス（左）に先着

――出走過程はともかくとして、イクイノックスとはガチの1勝1敗です。

「そうですよね。対戦は皐月賞とダービーだけ。皐月賞はこっちが3着で向こうが2着ですからね。その後、向こうが勝ちまくっているのに、ドウデュースは休みがち。ダービー後は国内ではまだ1走しかしていません。京都記念だけです」

伸びしろはまだあるなっていう感覚

――イクイノックスに対しては以前から高い評価をされていました。あのダービーのあと、イクイノックスはさらに強くなっていますよね？

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