- #1
- #2
野ボール横丁BACK NUMBER
大阪桐蔭も横浜も“断った”怪物ドラフト候補…“筋肉がスゴすぎる”東松快征(享栄)は何者?「太ももがまるで競輪選手」「父が元日本王者」
posted2023/10/26 06:01
text by
中村計Kei Nakamura
photograph by
Kei Nakamura
大学生投手が空前の豊作といわれる今年のドラフト戦線にあって、高校生ピッチャーとして、大阪桐蔭の前田悠伍とともに争奪戦が予想される左腕・東松快征(とうまつ・かいせい)、18歳。10月26日のドラフト会議を控えた10月某日、本人をインタビュー。全国大会未経験ながらドラフト有望選手に……異色のキャリアを聞いた。〈#1/#2へ〉
驚きの肉体…ジーパンは「ピチピチです」
――体を見ると、まず、ももの太さに驚かされます。何センチぐらいあるのですか。
東松 66センチぐらいですかね。
――競輪選手のもも周りの平均が60センチちょっとだそうですから、競輪選手と比べても遜色がない。ジーパンなんて、穿けないでしょう。
東松 ピチピチですね。もともと上半身は自然に大きくなったんですけど、それに比べて下半身が細かったので投手コーチと一緒に2年半かけてウエイトで鍛えたんです。まだ、上半身の方が大きく見えないですか?
――いや、むしろ不自然なくらいに下半身の方が大きく見えます。スクワットは、どれくらいの重さを持ち上げられるのですか。
東松 150キロを5回とかですね。1回でいいなら、180キロくらいは持ち上げられると思います。デッドリフトのMAXは220キロです。
父は重量挙げの日本王者だった…
――手も大きいですよね。
東松 分厚いって、よく言われます。
――力がありそうな手。握力と背筋はどれくらいなのですか。
東松 握力は68キロくらい。背筋は200キロです。
――お父さんはかつて重量挙げの選手で、日本王者だったとか。オリンピック候補でもあったのですか。