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フリック解任“真の要因”はドイツ絶不調+日本代表が「全然ビビらずやれた」から…遠藤航、板倉滉が胸を張る“W杯→クラブでの自信”
text by
ミムラユウスケYusuke Mimura
photograph byMutsu Kawamori
posted2023/09/11 19:26
ドイツの要注意人物、サネを包囲する日本代表の守備
「一人ひとりの自信ですよね。ドイツに対して、目の前の相手に対して、1対1で上回れると後ろの選手も含めてみんなが思っているはずで。そこは多分、所属クラブでも結果を残している自信から来るものです」
30歳にして、リバプールに引き抜かれた遠藤がそう話すところに、日本代表の選手たちの自信についての考察は説得力を増した。
自分はやれる。俺たちはやれる。
そんな自信が、ボルフスブルクでの記録的な大勝の原動力だった――。
鎌田は“らしい”コメントで…
では、これは日本代表が目指した頂点となるのか。答えはノーだ。
最後に鎌田のコメントを紹介しよう。彼はまだ上に行きたいからこそ、こう話した。
「まぁ、W杯はまたちょっと雰囲気も違いますから。大切なのはW杯の緊張感がある中でも、あれだけ後ろからビルドアップできるかどうかです。
今日の試合は良かったですけど、自分たちはもっと良くできると思うので。これを続けていくことが大事だと思っています」
<第1回から続く>