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1位はやっぱりディープインパクト、では2位と3位は?「あなたが選ぶ“最高のダービー馬”はどの馬ですか?」ベスト5発表《600人アンケート》
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NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
photograph byTakuya Sugiyama
posted2023/06/26 17:30
計631票が集まった「あなたが選ぶ“最高のダービー馬”」アンケート。平成以降のダービー馬35頭の中から、ベスト5に選ばれた馬とは?
3位 ウオッカ(2007年) 60票
3位に選ばれたのは、牝馬として64年ぶりにダービーを制したウオッカです。ウオッカの前にダービーを制した牝馬は、戦前・戦中の伝説的名馬であるヒサトモ(1937年)とクリフジ(1943年)のみ。前週に同条件(東京・芝2400m)のオークスがある現在のレース体系では、牝馬がダービーに出走すること自体がレアケースとなっています。
そんななか果敢にダービーに挑んだウオッカは、東京競馬場の長い直線で凄まじい切れ味を発揮。2着のアサクサキングス(のちの菊花賞馬)に3馬身という決定的な差をつけて、競馬界の常識を覆す偉業を達成しました。
その後も牡馬を相手に安田記念(2回)、天皇賞・秋、ジャパンカップを制したウオッカ。ライバルのダイワスカーレットと共に“牝馬の時代”を切り開いた女傑ということもあって、女性ファンからの熱いコメントも寄せられました。
「数々の名牝を見てきましたが、ウオッカのダービー制覇は特別です。嬉しくて、ウオッカがデザインされたTシャツも買いました。この馬が、牝馬でも牡馬に勝てることを証明したのは間違いないと思います」(43歳・女性)
「強い勝ち方をしたダービー馬は何頭もいますが、ライブで観戦して本当によかったと思ったのはウオッカのダービーです。3番人気だったので馬券は外している人も多いはずなんですが、レース後の場内が勝ち負け関係なく、何か温かい雰囲気だったのを覚えています」(58歳・男性)
「牝馬なのに、牡馬を相手に圧勝。えぐすぎました。今まで見た牝馬で最強の一頭だと思います。馬券は外しましたが、テレビの前で拍手をしました」(51歳・女性)
「まさに『女傑』という言葉が似合う、最高のダービー馬だと思う」(18歳・女性)
「戦後初、64年ぶり、そして今に至るまで16年出ていない牝馬のダービー馬という称号はとてつもなく偉大。その後の活躍も申し分ない。この馬とライバルのダイワスカーレットから今に至る強い牝馬の時代が始まったと感じる」(20歳・男性)