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「彼がいたから大谷翔平が…」“最強の2番打者”近藤健介の順位は?「あなたが選ぶWBCのMVP」野手編ベスト10結果発表《1500人アンケート》 

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posted2023/04/26 11:22

「彼がいたから大谷翔平が…」“最強の2番打者”近藤健介の順位は?「あなたが選ぶWBCのMVP」野手編ベスト10結果発表《1500人アンケート》<Number Web> photograph by Getty Images

計1537票が集まった「あなたが選ぶ侍ジャパンのMVP」アンケート。本記事では「野手編」のベスト10を発表します

6位 近藤健介(ソフトバンク/29歳) 61票

 61票を獲得した近藤健介が、トップ5に次ぐ6位にランクインしました。

 ヌートバーと大谷をつなぐ不動の2番打者として、侍ジャパンの強力な上位打線を形成。「史上最強の2番バッター」(57歳・男性)、「大谷さんの前に必ずと言っていいほど出塁して、常に相手投手にプレッシャーを掛けていた」(31歳・男性)という声が寄せられたように、大谷、吉田、村上の前に驚異的な出塁率を誇る近藤がいたことが、侍ジャパンの大きな強みになっていたことは疑いようがありません。

 左投手もほとんど苦にせず、大会を通じて打率.346、出塁率.500をマーク。鈴木誠也の欠場がなければ常時出場することはなかった可能性もありますが、結果的にその穴を埋めてあまりあるほどの活躍を見せました。「近ちゃんがいたから大谷選手が力をフルに発揮できたと思います。打者としても、出塁してきっちり大谷選手につないでくれました」(52歳・女性)など、日本ハム時代のチームメイトである大谷との絆に言及するコメントも数多く届いていました。

「鈴木誠也の穴埋め的な扱いだったにも関わらず、口火を切ったり、つなぎに徹したり、ランナーを返したり、一発を放ったり……あらゆる場面で大活躍でした。大谷はじめ派手な選手の活躍の陰で、見事な仕事人ぶりでした」(56歳・男性)

「あの打順に近ちゃんがいなかったら……ですよ。出塁率が半端なかったです」(44歳・女性)

「大谷は万人が功績を知っているので、あえて選ばない。となると近藤健介、吉田正尚、甲乙つけがたい。彼らが打線を繋いだからこそアメリカに勝てた」(80歳・女性)

「ヒットを量産、選球眼にも秀でていて出塁率が安定していた。大谷・吉田の前に塁に出て何度もチャンスメイクして得点に繋げていた。陰のMVPと報じるメディアも見かけたが、個人的には立派なMVP」(36歳・男性)

 野手編の6位から10位の顔ぶれも、トップ5にランクインしなかったことが不思議なほど印象的な活躍を見せた選手ばかりでした。それだけ多くの選手が見せ場を作り、全員野球で世界一をつかんだWBCだった、と言えるのではないでしょうか。“WBCロス”を味わう暇もないくらい、彼らが躍動するペナントレースやメジャーリーグの戦いから目が離せない毎日が続きそうです。<あなたが選ぶ「侍ジャパン、私のMVP」投手編ベスト10から続く>

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