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大谷翔平はまさかの3位! では“大谷超え”1位&2位は?「あなたが選ぶWBC“侍ジャパンのMVP”」野手編ベスト5結果発表《1500人アンケート》
posted2023/04/07 12:00
text by
NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
photograph by
Getty Images
日本がアメリカとの頂上対決を制し、2009年以来3大会ぶり3度目の優勝を果たしたWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)。栗山英樹監督率いる侍ジャパンはさまざまな話題を振りまきながら、“史上最強”という前評判に違わぬ最高の結果を残してみせました。
鈴木誠也の欠場で不安もささやかれた野手陣でしたが、明るいキャラクターと全力プレーで一躍人気者となった“たっちゃん”ことラーズ・ヌートバーや、WBC記録を更新する13打点を記録した吉田正尚、そして苦しみの先に歓喜の瞬間を迎えた三冠王・村上宗隆と、大会MVPの大谷翔平だけでなく多くの選手が印象に残る名場面を生み出しました(侍ジャパンの野手一覧は下記リストをご参照ください)。
Number Webでは「あなたが選ぶ『侍ジャパン、私のMVP』は誰ですか?」というテーマでアンケートを実施。3月24日から27日にかけて、計1537票の投票が集まりました。本記事では野手編のベスト5を発表します。<#1では投手編のアンケート結果も公開中です>
◆◆◆
5位 村上宗隆(ヤクルト/23歳) 88票
5位にランクインしたのは、準決勝で劇的なドラマの主役となった若き三冠王・村上宗隆です。
侍ジャパンの主砲として大きな期待を集めていた村上でしたが、大会前の強化試合から1次ラウンドまではなかなか調子が上がらず、苦悩する姿ばかりがフォーカスされることに。しかし準決勝のメキシコ戦の9回裏、4対5とリードされた場面で逆転サヨナラタイムリーを放ち、たった一振りでそれまでの不振を帳消しにしてみせました。
さらにアメリカとの決勝戦でも第1打席に同点ホームランを放り込み、土壇場で完全復活を印象づけた“村神様”。その活躍で「1次ラウンドでは結果を出せなかったが、大事な準決勝、決勝ではしっかりと打ってくれた」(13歳・男性)、「村神様がいなければ準決勝での敗退も十分考えられたと思います。私の中での永遠のヒーローです」(27歳・女性)とあらためてファンの心をわしづかみにしたようです。
「ずっと不振で本人の気持ちはどれだけ苦しかったかと思うが、準決勝のサヨナラ打、決勝のホームランは全部帳消しにするほどのインパクトだった。諦めない姿が熱かった」(56歳・女性)
「スランプで苦しんだからこそ準決勝のサヨナラ打がドラマティックなものになった。自分を信じ抜く大切さを、最高に説得力のある形で示してくれた」(34歳・男性)
「不振を極めたが、メキシコ戦のサヨナラ打とアメリカ戦の同点本塁打。心から打って欲しいと願っていた時に打ってくれた勝負強さに敬意を表して」(63歳・男性)