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「彼がいたから大谷翔平が…」“最強の2番打者”近藤健介の順位は?「あなたが選ぶWBCのMVP」野手編ベスト10結果発表《1500人アンケート》
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NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
photograph byGetty Images
posted2023/04/26 11:22
計1537票が集まった「あなたが選ぶ侍ジャパンのMVP」アンケート。本記事では「野手編」のベスト10を発表します
9位 岡本和真(巨人/26歳) 25票
アメリカ戦でホームランを放った岡本和真が、25票を集めて9位にランクインしました。
決勝での活躍は言わずもがな、準々決勝のイタリア戦でも3ランを含む5打点と大爆発。お立ち台で「最高です」を連発する姿もじつにチャーミングで、牧と同じくWBCを通じてファンが急増した選手のひとりです。
自慢の打棒はもちろん、本職ではないファーストでも持ち前の守備力を発揮するなど、攻守に欠かせない存在だった岡本。メキシコ戦でランディ・アロザレーナにキャッチされた大飛球がもしフェンスを越えていれば、さらに上の順位に食い込んでいたのではないでしょうか。
「負けられない戦いの準々決勝では3ラン、決勝ではソロホームランと大活躍だったから。大谷選手、村上選手などの陰に隠れて目立ってはいないが、いなくてはいけない選手だったと思う」(26歳・女性)
「シーズンでは守っていないファーストを完璧に守り、チャンスメイクに決勝の値千金のホームランまで6番という打順で安定した結果を出していた。村上選手を最後まで5番で起用し続けられた要因でもあると思います」(33歳・男性)
「楽しそうにプレーしている姿は、応援しているファンも楽しくなる。最高です」(49歳・男性)
「ここで打ってほしい! という時にホームランを打てるのは岡本選手しかいません。普段は三塁手なのに一塁を完璧に守り、器用なところもかっこいい!」(50歳・女性)
8位 周東佑京(ソフトバンク/27歳) 28票
誰もが認める“日本最速のベースランナー”周東佑京が、28票を獲得して8位にランクイン。なんといっても最大の見せ場となったのが、準決勝メキシコ戦での激走です。
4対5と1点ビハインドで迎えた9回裏、無死一、二塁のチャンス。村上宗隆の打球がセンターの頭を越える前にトップギアに入っていた一塁ランナーの周東は、前を走る大谷翔平に追いつかんばかりの勢いで猛ダッシュ。「めちゃくちゃ足速かった~笑」(52歳・女性)、「足速すぎ!」(30歳・男性)というほかない圧巻の走力で、一気にサヨナラのホームに滑り込みました。代走という役回りでこれだけの票を集めたこと自体、そのベースランニングがどれほど驚異的なものだったのかを物語っています。
「メキシコ戦のサヨナラのホームイン! あれは周東選手でなければアウトまたは三塁を回っていないと思います」(63歳・男性)
「あの走りがあったから勝てた。やっぱり速い。見ていてあらためて凄いと思った」(48歳・女性)
「周東にしかできない走塁だった! 同点と逆転では結果が大きく変わったと思う」(24歳・男性)
「1人に絞るのは難しい。なので、全戦を通じて一番興奮した瞬間の主役を」(58歳・男性)