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「彼がいたから大谷翔平が…」“最強の2番打者”近藤健介の順位は?「あなたが選ぶWBCのMVP」野手編ベスト10結果発表《1500人アンケート》
posted2023/04/26 11:22
text by
NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
photograph by
Getty Images
歓喜の瞬間から1カ月が過ぎても、いまだ残るWBCの余韻。今季もMLBでホームラン量産中の大谷翔平に、「1イニング2発」で覚醒した吉田正尚、カージナルスでも抜群の出塁率を記録しているラーズ・ヌートバーをはじめ、侍ジャパンの野手陣の“その後”に注目しているファンも多いことでしょう。
WBC終了後の3月下旬、Number Webでは「あなたが選ぶ『侍ジャパン、私のMVP』は誰ですか?」というテーマでアンケートを実施。計1537票が集まり、投手編・野手編それぞれの「ベスト5」を先日の記事(4月7日掲載)で発表しました。野手編の1~5位は以下のような結果になっています。
【野手編ベスト5】
1位 吉田正尚 812票
2位 ラーズ・ヌートバー 182票
3位 大谷翔平 170票
4位 源田壮亮 98票
5位 村上宗隆 88票
投票に添えられたコメントを精査していてあらためて気づかされたのが、惜しくもランクインを逃した野手も、間違いなく“MVP級”の働きをしていた、ということです。記事公開後に読者から届いた反響のなかでも、特に多かったのが「あの選手が入っていないなんて!」という声でした(侍ジャパンの野手一覧は下記リストをご参照ください)。
そこで本記事では、アンケートの“完全版”として野手編の6~10位を発表します。豪快な一発や見るものの度肝を抜いた激走、そして勝利を呼び込んだ的確なリード――WBCの名場面の数々を、この機会に振り返っていただければ幸いです。<#1では投手編のアンケート結果も公開中です>
◆◆◆
10位 牧秀悟(DeNA/25歳) 8票
10位はWBCで2本のホームランを放った牧秀悟です。打撃面での貢献はもちろんのこと、おなじみとなった「デスターシャ」のパフォーマンスでもチームを盛り上げました。
今回のWBCでは、DeNAファン以外にはあまり知られていなかったムードメーカーとしての一面が全開に。ベンチでも抜群の存在感を発揮し、優勝後のシャンパンファイトでは“謎のダンス”を披露するなど、侍ジャパンの雰囲気のよさを象徴する存在だったことは間違いありません。
「若くしてチームのムードメーカーに。試合に出られなくても腐らないで盛り上げたと思います」(51歳・男性)
「初戦、中国相手に3対1と重い試合展開だったところを、7回裏に牧がホームランを打ったことで試合を決めた。デスターシャのパフォーマンスでチームを和ませ、勢いに乗せることが出来た」(53歳・男性)
「デスターシャで盛り上げた」(49歳・男性)
「高校野球的なチームの雰囲気(ノリ)作りに貢献。チームとしてのまとまりが今回侍ジャパンの一番のストロングポイントだった」(51歳・男性)