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「大谷翔平ってこんなにマッチョだった?」WBCでファンも驚いた“ムキムキ肉体改造”…本人に聞いた「年々、身体が強くなっている事実」
text by
NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
photograph byNanae Suzuki
posted2023/03/10 17:30
侍ジャパンの練習での大谷翔平。その肉体は、この数年間で驚くほどの進化を遂げた
大谷本人も「一番いい」と語った“スゴすぎる筋肉”
〈証言4〉
「この5年……いや、ファイターズでの5年間も含めて、フィジカルのレベルは一番いいなと思います」
(Number1048号/2022年3月31日発売)
昨シーズン開幕前のインタビューでは、肉体のコンディションを自信に満ちた言葉でこう表現した大谷。メジャー1、2年目と比較すると、2022年、23年の肉体がいかに強化されてきたかが分かる。今年2月の「フォトデイ」で撮影された写真では、「一番いい」という本人の言葉にもうなずくしかない、大迫力の上半身を見ることができる。
しかし当の大谷は、体重の“増量”に関して、冷静にこうも語っている。
「その人次第でどこに重きを置くかは変わりますけど、僕の場合は重さを求めることはありません。(中略)今は(体重は)225パウンド(102kg)ですけど、そのままの体重で上げられる重量が増えれば、許容量が大きくなったことになる。そうやって年々、身体は強くなっているので、あとはそれをいかにプレーにつなげていくかですね」
常に自己を客観的に分析し、それをもとによりよいプレーを生み出していく。それは筋力トレーニング、睡眠、食事……すべての生活の面で、大谷を支える最も重要な柱となっている。
日々の食事では、お米の量も野菜の量も一緒。メニューは変えない――。ストイックな大谷の鉄人ぶりが分かる言葉を最後に紹介する。
〈証言5〉
「僕、味は二の次ですから(笑)」
(Number1048号/2022年3月31日発売)
常人には真似できない徹底ぶりで自己を律する大谷がWBCの舞台で躍動する姿を、ファンは期待している。
記事内で紹介できなかった写真が多数ございます。こちらよりぜひご覧ください。