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「大谷翔平ってこんなにマッチョだった?」WBCでファンも驚いた“ムキムキ肉体改造”…本人に聞いた「年々、身体が強くなっている事実」
posted2023/03/10 17:30
text by
NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
photograph by
Nanae Suzuki
ついに開幕したWBC。投打での活躍が期待される大谷翔平(28歳)ですが、久々にテレビでその姿を見たファンからは「あれ、大谷ってこんなにマッチョだったっけ……?」の声も。ということで、メジャーに挑戦した2018年シーズンからの“大谷翔平の肉体”の変遷を、球団公式ポートレートや試合写真、「Number」「NumberWeb」掲載の本人のコメントから振り返ります。
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〈証言1〉
「えっ、自炊ですか。たまご料理、作ってます。ごはん炊いて、オムレツとか、めんどくさいときは目玉焼きで(笑)」
(Number950号/2018年4月12日発売)
あれだけの逞しい肉体を作り上げる大事な要素は、筋力トレーニングだけではない。2018年にエンゼルスでの挑戦を始めた大谷は、打者として22本塁打を放ち、投手として4勝を挙げた。シーズン中に行ったインタビューでは、食事に関する貴重な証言が。慣れないアメリカでの一人暮らしの日々の中でも、細かな食事内容まで気を遣っていたことが窺える。
現在よりも“細い”、メジャー1年目の写真
日本ハム時代もパワーヒッターの片鱗を見せていた大谷だが、エンゼルス入団初年度、毎年シーズン開始前に設けられる「フォトデイ」で撮影された写真を見ると、現在よりも全体的に“細い”印象を受ける。
3月6日の侍ジャパン壮行試合(阪神戦)では、“ひざつき片手弾”やバットを折りながらのホームランも話題になるなど、そのパワーをいかんなく発揮している大谷だが――二刀流選手として噂になり始めた花巻東時代や日本ハムのルーキーイヤーなどを思い返せば――最初から現在のような肉体だったわけではない。
チームメイトのアルバート・プホルス(現カージナルス)やマイク・トラウトなど、メジャーでも随一の大打者たちと練習を共にし、人知れぬ食事へのこだわりを持ち続けたことで、大器は成長していったのかもしれない。