《独占直撃》巨人・原辰徳監督が語る新戦力…ドラ1浅野翔吾は「スーパーボールみたいな身体」ベテラン39歳・松田宣浩獲得の真意とは？

ドラフト1位、浅野翔吾への期待は？

――ドラフト1位の浅野翔吾外野手（高松商）はふくらはぎのいわゆる“ひらめ筋”が発達していて、下半身のパワーが凄そうですね。浅野選手への期待は？

「身長はそんなに大きくないけど、スーパーボールみたいな身体をしていますよね。楽しみな選手ですけど、まあやや時間はかかるでしょう」

――3年くらいは考えていますか？

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「いや、僕は1年、来年はできるような気がするけどね。その可能性はありますよ。とにかく今年はファームでしっかり試合に出て、プロの世界というのがどういうものかを1年かけてじっくり身体で覚えることですね。実戦を積んでいけば、そこに順応できるセンスのある選手だと思います」

ドラフト1位で高松商業から入団した浅野。1年目でどれだけプロの世界に順応できるか　©︎JIJI PRESS

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――勉強しなければならない点は？

「スイングを見ていると、まだ、やっぱり金属バットのバッターだと思うんだよね。そこは野球の種類が違う、というくらいに違う。木のバットにしっかり慣れて、順応していくことが最初のテーマでしょう。ただ、できる人は経験を積めば、金属バットでも木のバットでも変わりなくなっていくから。僕は浅野はそっちの部類の選手だと思います」

――（と、そこでちょうどオコエ瑠偉外野手が目の前の打撃ケージに入ってバッティング練習を始めた）

「見てよ、面白いよ！」

――オコエ選手は環境が変わって、それがどうプラスに出てくるかですね。

「楽しそうに野球をやっているよ。そこが大事だね。（現役ドラフトで巨人に）入団して、球団に挨拶に来たときに、内々ですぐに会ったんですよ。で、『おう、よくきたな』と言って、僕は彼に伝えたいことがあったんだ」

――楽天では石井一久監督も手を焼いていた選手でしたが、何を話したんですか？

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