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「プロレスはどんなパーティーより楽しい(笑)」元eggモデルの“大学生ギャルレスラー”小橋マリカはこうして誕生した《特別グラビア》
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![橋本宗洋](https://number.ismcdn.jp/mwimgs/3/e/-/img_3e695eddb40b312a8b8e4e58a09cfcd013505.jpg)
橋本宗洋Norihiro Hashimoto
photograph byShiro Miyake
posted2023/02/02 17:01
![「プロレスはどんなパーティーより楽しい(笑)」元eggモデルの“大学生ギャルレスラー”小橋マリカはこうして誕生した《特別グラビア》<Number Web> photograph by Shiro Miyake](https://number.ismcdn.jp/mwimgs/3/c/700/img_3cc47cc27778a235054eb86731ba3907223662.jpg)
中学生でデビューを果たし、大学受験を経て復帰した現在は“ギャルレスラー”として人気を集める小橋マリカ
留学の準備をしながら、国内のリングにも上がることになった。遊び仲間の縁で知り合ったP.P.P.TOKYO。“新進気鋭”を旗印とする団体で自由度も高く、筋肉系YouTuberでセクシー女優でもあるちゃんよたが所属している。マリカも会見で自撮りをしたり、TikTokの撮影をしたりと楽しそうにやっている。試合では「ミサイルキックがうまくできたんですよ。今までやったことなかったのに」と喜んでいた。ちゃんよた、夏すみれ、山下りなといった周りの選手たちとも気が合うようだ。
「山下さんは髪も同じブレイズで気になってたんですよ。ブレイズはよくドレッドと間違われるから、山下さんに“ブレイズめっちゃかわいいですね”って言ったら喜んでくれて。山下さんも男子とデスマッチやったり、ブレない自分を持っている。かっこいいですよね」
「プロレスはどんなパーティーより楽しい(笑)」
今はギャル全開でも誰にも何も言われない。その個性が認められたのか、女子最大の団体、スターダムの若手主体興行にも参戦した。会見でのコメントは「スターダムさんのバイブスの高さはギャルにも届いてます」。ギャルっぷりが呆れられると「最近、恋とかしてる?」とさらに“らしさ”を見せた。バイブスの合う選手はどんどんギャルにしていきたいらしい。
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キャリアは長いが欠場期間も長い。“脇目も振らずプロレス一直線”ではなかった。ただプロレスをやめようとは思わなかったそうだ。
「人生でプロレス以上の刺激はないです。どんなパーティーより楽しい(笑)。非日常の世界だし、殴り合ってボコボコにするだけじゃなくお互いのよさを引き出して高め合える。そういうところもプロレスの好きな部分ですね」
自分にしかできない、見せられないプロレスもあるはずだとマリカ。外見とは違い派手ではなくとも感情に訴える試合がしたいと言う。
「見せたいのは魂みたいなもの。そのためにも自分を曲げないでやっていきたいです」
インタビューの最後に、大学卒業後の予定を聞いてみた。特に考えていないそうだ。
「普通の仕事は無理でしょうねぇ。プロレスしか考えられないです」
自分を貫くギャルの生き様に、プロレスは合っているのかもしれない。
(撮影=三宅史郎)
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