熱狂とカオス!魅惑の南米直送便BACK NUMBER

W杯優勝で「500万人集まるとか狂乱の極み」「電柱・信号よじ登り→落下続出」アルゼンチン絶頂… 宿敵ブラジルも前代未聞の絶賛 

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沢田啓明

沢田啓明Hiroaki Sawada

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photograph byKiichi Matsumoto/JMPA

posted2022/12/22 11:04

W杯優勝で「500万人集まるとか狂乱の極み」「電柱・信号よじ登り→落下続出」アルゼンチン絶頂… 宿敵ブラジルも前代未聞の絶賛<Number Web> photograph by Kiichi Matsumoto/JMPA

W杯決勝、メッシのPK成功に大きく沸くアルゼンチンサポーター。英雄の帰国後も大変なことに

 ブラジル人もそうだが、アルゼンチン人のフットボールにかける情熱と国を愛する気持ちはすさまじい。それは、今は亡きあの背番号10が示し続けた熱情と狂気を思い出させる。

 彼らは皆、「アルゼンチン人であるという感情を、抑えることができない」。このことを、ブラジル人たちは十分に評価している。

南米勢にとっても20年ぶりのW杯優勝である

 2002年にブラジルが5度目の優勝を飾って以降、4大会連続して欧州勢が世界の頂点を極めた。南米のフットボールにとっては、20年ぶりに優勝カップを取り戻したことは喜ばしいことだ。

 ブラジルを含む南米諸国は、今大会のアルゼンチンの快挙に強い刺激を得て、さらなる強化に励むに違いない。

 それは、優勝を逃した欧州諸国、さらにはドイツ、スペインを撃破してグループステージを首位で突破しながら悲願のベスト8入りを逸した日本についても同様だろう。

<イタリア編につづく>

#1から読む
「め、メッシがイタリア人認定?」アルゼンチンW杯優勝に“なぜかイタリアが超ウキウキ”なワケ「マラドーナ神が乗り移った!」

記事内で紹介できなかった写真が多数ございます。こちらよりぜひご覧ください。

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