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大谷翔平の“2年連続MVPならず”も愛されすぎな日常 「ジャッジとコールを融合したレベル」「ショウヘイがもう1度、MVPを…」 

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photograph byNanae Suzuki

posted2022/11/18 17:01

大谷翔平の“2年連続MVPならず”も愛されすぎな日常 「ジャッジとコールを融合したレベル」「ショウヘイがもう1度、MVPを…」<Number Web> photograph by Nanae Suzuki

2年連続MVPとはならなかったものの、2022年も大谷翔平は投打に大活躍を見せた

 9月23日のツインズ戦、極寒の中で5回まで1失点と粘投を見せた大谷だったが、6回につかまって1点差に詰め寄られ、さらにノーアウト満塁の状況で降板となった。勝利どころか自らに黒星がついてもおかしくない状況の中、緊急登板したループが三振と併殺打に切り、リードを守ったのだ。

「僕が出来ることをやって彼を助けたいと」

「ループさんに勝ちがついてもいいぐらいの展開だったと思いますし、難しいところではあったと思うので、さすがのピッチングだったと思います」

 ベンチに戻ってきたループの背中をポンポンとたたくなど、最大級の感謝を大谷は送った。それに対して「おそらく、あれが今シーズン、一番いい登板だったと思う」と語ったループは、MVPへの援護をしたいと“男気”を見せた。

「だから、僕が出来ることをやって彼を助けたいと思っていた。あの時(ツインズ戦)は、僕のベスト登板だったね」

 34歳のベテランサウスポーにもこのように思わせるのは、やはり大谷のパーソナリティーがあってこそだろう。2022年の大谷はMVP最終候補だけでなく、「サイ・ヤング賞での得票でア・リーグ4位」にもなっている。

 投打ともに充実の時を迎える大谷が、オフを経て2023年バージョンの進化をどう見せてくれるのか。興味は尽きない。

記事内で紹介できなかった写真が多数ございます。こちらよりぜひご覧ください。

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