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[第2戦 KEYMAN]阿部翔太「盤石の右腕に起きた2つの誤算」

posted2022/11/05 07:07

 
[第2戦 KEYMAN]阿部翔太「盤石の右腕に起きた2つの誤算」<Number Web> photograph by Naoya Sanuki

text by

石田雄太

石田雄太Yuta Ishida

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Naoya Sanuki

 バファローズの3点リードで迎えた9回裏。中嶋聡監督が満を持してマウンドへ送り出したのは阿部翔太だった。今シーズン、44試合に登板して、防御率0.61。連投させたくない平野佳寿をベンチから外していたこともあって、この日の9回は阿部一択だった。

 ところが阿部に2つ、誤算が生じた。

 1つは「ストライクはいつでも取れる」と言い切るほどコントロールに自信を持っていた阿部が、宮本丈、塩見泰隆にいずれも3ボールにしてしまったこと。挙げ句、宮本にはツーベースを打たれ、塩見は歩かせてしまう。もう1つは宮本、塩見、続く内山壮真に投げたスプリットを、すべて見逃されてしまったことだ。内山は追い込まれてからのストライクからボールになるスプリットを、2球続けて見逃している。スプリットを振らせられない阿部は手詰まりとなった。ストレートが高めに浮いて、内山に同点3ランを打たれたのはその直後のこと。今シーズン、阿部はホームランを1本しか打たれていないというのに……。

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