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森保ジャパン「カタールW杯の26人」は誰になる? 4-2-3-1は「カマダシステム」…鎌田は代表“ほぼ確”、当落線上にいるのは…?
posted2022/09/28 20:03
text by
佐藤俊Shun Sato
photograph by
Kiichi Matsumoto
カタールW杯を戦う日本代表メンバー発表前、最後の代表活動となるドイツ遠征が終わった。
今回は、26名のメンバー選考レースの最終コーナーに当たるわけだが、果たして誰が生き残り、座席を失うことになったのだろうか。
メンバーは30名の内訳を見ると…
ドイツ遠征のアメリカ戦、エクアドル戦に向けて招集されたメンバーは30名だ。
本番では26名が選ばれるわけだが、ケガやコンディションが戻らずに遠征から外れた選手もいる。大迫勇也、浅野拓磨、板倉滉らだが、彼らも選考の対象だ。
これまでの選手編成の経緯を見ていくとカタールW杯アジア最終予選では、ある程度メンバーを固定し、戦ってきた。その中で大迫勇也、吉田麻也、遠藤航、権田修一のセンターラインを軸に伊東純也、南野拓実らが主力に成長し、チームの骨格が整った。
今年6月、ブラジル戦など4試合を戦う代表ウィークでは28名の選手が招集された。
3月のW杯最終予選オーストラリア戦の招集メンバーに入り、この4試合の招集メンバーに入っていなかったのは、GK谷晃生、DF植田直通、佐々木翔、MF旗手玲央の4名。今回も植田と佐々木は招集されていないので、ふたりのメンバー入りは非常に難しい状況になった。
今回はアメリカ戦が主力をぶつける
6月のブラジル戦とチュニジア戦は、特別な意味を持つ試合だった。チュニジアはコンディションが良く、ブラジルは世界の強豪だ。森保一監督は、そこにベストメンバーをぶつけた。2試合とも敗れはしたが、この試合にスタメン出場した選手がW杯メンバーの軸になるのが読み取れた。