球体とリズムBACK NUMBER
「すべての監督がモリタを指導してみるべき」“お世辞抜きの守田英正ポルトガル現地評”とCLトッテナム戦後の声「これがプレミアの…」
text by
井川洋一Yoichi Igawa
photograph byDaisuke Nakashima
posted2022/09/17 11:00
CLで奮闘するスポルティングの守田英正
ポルトガルの名門に加わって成長できているところについて訊かれると、「まだまだできていないことの方が多い」と答えた。そして「ボールを運ぶことを求められていますし、それは自分がもっとできなければいけないことなので。あとは得点に絡んでいくこと。特に今日のように8番的に使われたら、もっと相手を剥がしたり、攻撃の貢献をしないと」と続けた。おそらく、序盤にボックス内で訪れたシュートチャンスをふいにしてしまったことを思い出していたのだろう。
CLでの試合後の現地紙評価は?
翌日の現地紙『レコルト』は、スパーズ戦の守田について「秀逸とは言えないが、細部が光ったシーンもいくつか。そのほとんどはパスだった」と評し、平均点の3を付けた。
チャンピオンズリーグのグループステージで、初めて2連勝を飾り、首位に立ったスポルティング。守田の存在もさることながら、才気に溢れる若手指揮官と隠れた才能たちが観衆を魅了するチームに注目したい。
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