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元韓国代表GKチョン・ソンリョンが語る「若き日のソン・フンミン」…“川崎F勢”が席巻する日本代表戦は「弟が試合に出ているみたい(笑)」
text by
いしかわごうGo Ishikawa
photograph byAFLO
posted2022/07/01 11:03
2014年ブラジルW杯のロシア戦。若き日のソン・フンミン(当時21歳、後列右端)と韓国代表のゴールマウスを守ったチョン・ソンリョン
「若いときからグラウンドで堂々としていましたね。自信のあるプレーをたくさん見せていました。あとはシュートの技術。シュートがうまい選手というのは、代表にもたくさんいました。そのなかでも彼は若かったですが、シュート技術に若さを感じさせませんでした。コースもいいし、インパクトも抜群。右も左も蹴れましたね。ただ、そこはプレミアリーグでさらに成長したと思いますよ」
今シーズン、ソン・フンミンはプレミアリーグで23得点をマーク。リバプールのモハメド・サラーと並び、プレミアリーグの得点王に輝き、アジア人で初の快挙を達成した。そんな同郷FWが成し遂げた偉業については、素直に絶賛する。
「プレミアリーグでも競争はできるレベルだと思っていましたけど、あそこまで結果を残すのは単純にすごいなと思いますね」
カタールW杯に出場する母国についても語ってくれた。
動向は絶えずチェックしているのだろう。先日、ブラジル代表に1対5で大敗したが、本大会に向けて確かな積み上げが出来ていると分析する。
「パウロ・ベント監督はビルドアップを中心にやるサッカーです。ブラジル戦は負けましたけど、それでもビルドアップを続けていた。簡単ではないですが、それを積み上げているので、本大会ではいい姿を見せられるんじゃないかと思います。特徴的な選手ですか? ソン・フンミン、ファン・ウィジョ、ファン・ヒチャン。プレミアやリーグアンで試合に出て活躍しているので、注目ですね。キム・ミンジェという、トルコでプレーしている選手もいます。韓国も海外でプレーする選手が増えたので、そういう選手が力になると思いますよ」
“フロンターレ勢”が活躍する日本代表の試合もチェック
今回のインタビューをしたのはリーグ戦の中断時期だった。
いわゆる代表ウィークで、日本代表がキリンカップを戦っていた時期である。
そこで素朴な疑問もぶつけてみた。
長くJリーグでプレーしているチョン・ソンリョンは、日本代表の試合は見ているのだろうか。
答えは「イエス」だった。
「代表戦は見ますよ。現フロンターレの選手もそうですし、前に所属していた選手もたくさんいますからね」