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“2強”が大外8枠に…“マイナス材料”になる馬は? かつて武豊が「これほど嫌なレースはない」と語った桜花賞で今年も波乱が起きるのか 

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島田明宏

島田明宏Akihiro Shimada

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posted2022/04/09 11:01

“2強”が大外8枠に…“マイナス材料”になる馬は? かつて武豊が「これほど嫌なレースはない」と語った桜花賞で今年も波乱が起きるのか<Number Web> photograph by Photostud

昨年12月の阪神JF(GI)を制したサークルオブライフ。今回はナミュールに次ぐ2番人気が予想される

外枠に固まった有力馬は“マイナス材料”になる?

 ◎サークルオブライフ

 ○ナミュール

 ▲プレサージュリフト

 △ウォーターナビレラ

 サークルオブライフが8枠16番、ナミュールが大外の8枠18番、そしてプレサージュリフトが7枠14番と、印をつけた馬はみな外枠を引いてしまった。が、ゲートからしばらく向正面の直線がつづくこのコースなら、外枠はそれほどマイナス材料にならない。包まれずに中団から後方に控えたいサークルオブライフにとっては、内枠よりも、ずっとありがたい。

 武兄弟での戴冠を狙うウォーターナビレラは、3枠6番という好枠を引いた。先代から武家とつながりのある山岡正人オーナーの所有馬で、生産した伏木田牧場の伏木田修氏は幸四郎調教師と同い年で友人という、近年忘れられつつある、ホースマンの強い結びつきを感じさせてくれる一頭。この馬が勝っても盛り上がるだろう。

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