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サッカー日本代表PRESSBACK NUMBER
〈総投票数500超〉日本代表名将アンケート1位は圧倒的にオシム!2位の岡田武史は「第1期と第2期」でファンの印象が少し違う?
text by
NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
photograph byTakuya Sugiyama
posted2022/03/29 11:02
代表名将アンケート1位に輝いたイビチャ・オシム。日本サッカーにもたらした影響は計り知れない
「オシム監督の連動性のあるサッカーのおもしろさに感銘を受けたし、日本に合っているスタイルかなと肌で感じたため。監督の発言(名言)も好み」(30代男性)
「夢の途中で終わってしまったから、最後まで観たかった! と、思わせてくれるのはオシムさんだけです!」(50代男性)
2位:岡田武史/101票(第1期39票、第2期62票)
2位は現在、FC今治の取締役会長を務める岡田武史氏です。
1998年フランス大会、2010年南アフリカ大会と2度のW杯で指揮を執り、J1優勝経験もある唯一無二の日本人指揮官ですが、第1期は加茂周監督の更迭、第2期はオシム監督の病気退任を受けてのスクランブル就任でした。
さらにはW杯初出場への期待、W杯直前のチームの不調によるバッシングなど、代表監督が味わう極度の重圧をこれでもかと味わった人物でもあります。
興味深いのは……第1期と第2期で、その評価が少々違うところです。まずは第1期から見てみましょう。
「火中の栗を拾ってくれた人物だから。W杯の切符をつかみ取った功績はサッカー界の大きな一歩だったと思う。フランス大会は全敗するが、大きなプレッシャーの中十分な結果であったと思う」(30代男性)
「1997年のW杯をかけた試合。夜遅い時間でしたが、TVで見ました。あの岡田監督の姿は永遠です」(40代女性)
「98年のW杯初出場、日本中が応援しました。これがきっかけで、日本が強くなったので、名将として申し分なし」(30代女性)
「野人岡野が途中出場、そしてゴール。97年から日本サッカーは変わりました。岡田監督はもちろん名将です。あれがあるから今がある」(10代男性)
日本にとって悲願のW杯初出場……そんな感動的なシーンを導いてくれたことへの感謝が数多く見られました。その一方で戦術家、リアリストとしての一面を示す意見も見られました。
「当時散々色々と言われていたが戦術的な面においてはこれまでの日本にはなかった点を評価されても良いと思う」(40代男性)
「やはりワールドカップ初出場をもぎ取ったという結果が全て。非情ともいえるメンバー選考を出来たメンタルも彼ならでは。早く協会のトップに就任して欲しい」(60代男性)
一方で第2期については、このような意見が。