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荒川静香、清水宏保…あの“史上初”金メダリストは何位? 「あなたが忘れられない冬季五輪アスリート」6~10位結果発表《5000人アンケート》
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NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
photograph byGetty Images
posted2022/02/17 11:03
長野五輪の男子500mでスピードスケート初の金メダルを日本にもたらした清水宏保選手
「誰もなし得ないルーティーンで挑んだ平昌の滑り。そしてショーンとの異次元の死闘。歴史に残る試合だった」(52歳・男性)
「地元の誇り! 北京では金メダルを獲ってほしい!」(28歳・女性)
「平昌まで1年を切るなかで大きな怪我をしてしまったが、そんな状況下でも毎日過酷な練習を積み、銀メダルという成績を出した姿に感動しました」(19歳・男性)
「平昌でのショーンとの戦い、銀メダルを受け止った後の清々しいインタビューが印象的でした」(46歳・女性)
9位 清水宏保(98長野ほか) 36票
9位にランクインしたのは、長野五輪の男子500mでスピードスケート初の金メダルを日本にもたらした清水宏保選手です。極限まで鍛え抜いた脚力から繰り出されるロケットスタートを武器に、1994年のリレハンメルから2006年のトリノまで4大会連続出場。162cmという身長ながら、長野では恵まれた体格の海外選手を真っ向から打ち破って世界の頂点に立ちました。
「史上初のスピードスケート金メダリスト。陸上の短距離走と同様でこの種目で日本人が金メダルを取れるなど思っていなかった。それを自国開催の五輪でやってのけた。W杯では世界記録まで更新した。この人の功績は巷間で思われているよりもずっと凄い」(49歳・男性)
「小さな体に鋼の太もも、ロケットスタート。表彰台の一番高いところに登っても、どのメダリストよりもグンと小さかった。全ての映像や音まで今も脳裏に残っています。小さな体格の日本人でもここまでやれるんだと誇らしく胸が熱くなった」(63歳・女性)
「金メダル獲得後に、お母様にはもちろん、サポートメンバーだけでなくリンク整備のスタッフにまでに『我以外皆我師』の言葉で感謝のメッセージを発信した人間性に感動しました」(52歳・男性)
8位 宮原知子(18平昌ほか) 50票
8位は平昌五輪で4位入賞を果たしたフィギュアスケート女子の宮原知子選手です。度重なる故障から復活を果たし、全日本選手権4連覇を達成して迎えた五輪の舞台。ショート、フリーともに完璧な演技で日本女子の歴代最高得点となる222.38点をマークし、“ミス・パーフェクト”と称されました。惜しくもメダルには届きませんでしたが、たゆまぬ努力で困難を乗り越えた姿が多くのファンの胸を熱くさせたようです。