「ジャンプの練習もままならなかったというのに、絶対不可能だと思われた五輪出場権を全日本で勝ち取る意志の強さ。平昌五輪での、あのミスのないパーフェクトな演技は今でも信じられない様な奇跡だったと思っています。私は生まれて初めて現地で五輪を観戦しましたが、同じ日本人として誇らしくなるような素晴らしい演技でした」（33歳・女性）

「努力は裏切らない、を体現してくれた人」（42歳・女性）

「大怪我を乗り越えて、オリンピックの舞台で自己ベストの演技を見せてくれた」（39歳・女性）

「SPの『SAYURI』、FSの『蝶々夫人』が素晴らしすぎて、今見ても感動します。私の中では金メダルです」（48歳・女性）

7位　伊藤みどり（92アルベールビルほか）　64票

1992年アルベールビル五輪の伊藤みどり　©JIJI PRESS

　アルベールビル五輪で銀メダルを獲得し、フィギュアスケートで日本人初のメダリストとなった伊藤みどり選手が7位に選出されました。女子選手として世界で初めてトリプルアクセルを成功させ、全日本選手権8連覇を成し遂げた実績はまさに“レジェンド”。2004年には日本人初の世界フィギュアスケート殿堂入りも果たしています。

　アルベールビルのフリーでは一度トリプルアクセルを失敗しながらも、演技後半にふたたびチャレンジ。成功した瞬間の“みどりスマイル”は今も語り草になっています。

「諦めずにトリプルアクセルに挑んで成功させた瞬間の笑顔と、喜びが溢れ出たその後の演技を今もハッキリと思い出せます」（46歳・女性）

「あんなにドキドキして見たことはなかったです。早朝祈るような気持ちでいました。あの高さ、スピード、本当に素晴らしかった！」（58歳・女性）

「トリプルアクセル成功後のガッツポーズが忘れられません。見ていて自分も嬉しくなりました」（49歳・男性）

©Naoya Sanuki

「昨今の採点方法だとどれくらいになったのかいつも考えてしまいます。素晴らしい選手でした」（73歳・男性）

「アメリカに住んでいた時に、日本の『MIDORI』という名前の友人に郵便局から荷物を送ったところ、郵便局員さんから『MIDORI ITOか！？　彼女の大ファンなんだ！』と言われたのも良い思い出です。いつまでも世界で愛されていて、こういう人をレジェンドというのだろうな、と思いました」（53歳・女性）

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