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田中碧とアペルカンプ真大は“宇佐美貴史&原口元気の再来”になれるか〈昇格を目指すデュッセルドルフ“日本コンビ”再び〉
text by
中野吉之伴Kichinosuke Nakano
photograph byGetty Images
posted2021/08/31 11:05
東京五輪を経てドイツの舞台で戦う田中碧。アペルカンプ真大とともに1部昇格を狙う
”宇佐美貴史&原口元気”を継承できるか?
「あると思う。異なる能力を持った選手がセンターMFにはそろっている。シンタも今日は悪くないプレーを見せてチャンスに絡んでいた。戦術的要素に関して修正箇所はあるけど満足している。コンビネーションはこれからもっと良くなってくるだろう」
第5節のシャルケ戦でも2人はスタメンで出場。前半12分にはアペルカンプが先制ゴールを奪い、田中碧も86分までプレーしたものの、板倉滉が加入したシャルケに1-3で敗れた。それでも両者に寄せられる期待値は高い。
デュッセルドルフが前回1部昇格を果たした2017-18シーズンに立役者となったのが、宇佐美貴史と原口元気の日本人コンビだ。今季、アペルカンプと田中の2人がその流れを継承できるのか、非常に楽しみだ。