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松坂大輔「イチローさんを想うのは当たり前」「自信が確信に変わりました」… 逸話と名勝負を写真で振り返る
text by
NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
photograph byHideki Sugiyama
posted2021/07/07 11:35
2007年MLBでのイチローと松坂大輔
イチローからの特別なハグ
<名言3>
僕がイチローさんを想うのは当たり前です。大事なのは想われるかどうか。
(松坂大輔/Number976号 2019年4月11日発売)
◇解説◇
イチローと松坂大輔。パ・リーグ、そしてメジャーでも名勝負を繰り広げ、WBCでは2006年と09年に連覇を果たした2人が、ニューヨークの地で再会したのは2014年のこと。
当時ヤンキースのイチローは外野のバックアップ、メッツの松坂はリリーフと苦境に立たされていた。その状況にあっても松坂は「サブウェイ・シリーズ」での再対決を願っていたものの、イチローが腰を痛めており、実現しなかった。
しかし最終戦の試合前、グラウンドに出てきたイチローに松坂があいさつしに行くと、まさかのハグでイチローは応えてくれた。
「マウンドに立って投げるときにイメージするのは常にイチローさんでした」
こう語る松坂にとって、何よりもうれしいイチローの行動だった。
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