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松坂大輔「イチローさんを想うのは当たり前」「自信が確信に変わりました」… 逸話と名勝負を写真で振り返る
posted2021/07/07 11:35
text by
NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
photograph by
Hideki Sugiyama
雑誌「Sports Graphic Number」と「NumberWeb」に掲載された記事のなかから、トップアスリートや指導者たちの「名言」を紹介します。今回は2021年限りでの引退を決断した松坂大輔について、イチローにまつわる3つの言葉を懐かしの写真とともに振り返ります。
<名言1>
ああ、これか、と思いました。イチローさんのバットが刀に思えましたもん。僕に斬りかかってくるんだって。
(松坂大輔/Number836号 2013年9月5日発売)
◇解説◇
イチローと松坂の対決には数々のドラマがある。
まずは1999年の5月16日の初対決。松坂は、打席に入ってから高々とバットを掲げるイチローを見て、こんなふうに思ったという。
しかし松坂はイチローから3打席連続三振を奪い、「自信が確信に変わりました」という名台詞を残した。そして、その2カ月後、今度はイチローが松坂から通算100本塁打を放ち、返り討ちにしたのだった。