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ドラフト10位の「ラオウ」が後輩・吉田正尚と“凸凹ジグザク砲”に… 190cm杉本裕太郎とオリックス交流戦V【週刊セパ記録】
text by
広尾晃Kou Hiroo
photograph byKyodo News
posted2021/06/15 11:02
大学時代の後輩・吉田正尚(左)とともに笑顔の杉本裕太郎。交流戦優勝を果たしたオリックスで大砲候補がいよいよ本格化か
大型打者の成功例は大谷や駒田、高橋智ら少ないが
大谷翔平などの例外はあるが、NPBでは超大型打者は大成しないという見方がある。身長190cm以上で2000本安打を打ったのは駒田徳広(2006安打)だけ。
オリックスにも194cm100㎏の高橋智という大型打者がいた。「デカ」というあだ名で一時期はイチローと中軸を組んでいたが、規定打席に達したのは3回だけ、通算737安打、124本塁打で引退した。
杉本のニックネームは「ラオウ」。登場すると「北斗の拳」のテーマ曲が流れる。今年はこの曲を、頼もしく感じるファンが確実に増えているはずだ。
30歳と若くはないが、杉本裕太郎はパ・リーグの「覇王」になることができるだろうか?
<達成記録と記録予報>
達成記録
・2000試合
栗山巧(西)6月12日中日戦 52人目
・1500安打
浅村栄斗(楽)6月10日中日戦 130人目
浅村は1990(平成2)年11月12日生まれ。平成生まれ初の1500安打だ。
・1000安打
バレンティン(ソ)6月13日ヤクルト戦 310人目
・300本塁打
バレンティン(ソ)6月13日ヤクルト戦 43人目
バレンティンは12球団からの本塁打も達成。外国人での300本塁打はタフィ・ローズ(464本塁打)、アレックス・ラミレス(380本塁打)、アレックス・カブレラ(357本塁打)に続く4人目。
・200本塁打
柳田悠岐(ソ)6月12日ヤクルト戦 110人目
記録予報
・2000試合
あと8 内川聖一(ヤ) これまで51人
・1000試合
あと5 中村悠平(ヤ) これまで511人
・1500試合
あと1 坂口智隆(ヤ) これまで195人
・100本塁打
あと5 ロメロ(オ) これまで302人
あと9 宮崎敏郎(De) これまで302人
・150本塁打
あと8 メヒア(西) これまで177人
・200本塁打
あと4 内川聖一(ヤ) これまで109人
・250本塁打
あと1 坂本勇人(巨) これまで64人
・300本塁打
あと6 松田宣浩(ソ)これまで43人
・350二塁打
あと9 中島宏之(巨) これまで46人
・300二塁打
あと11 青木宣親(ヤ) これまで73人
・300盗塁
あと1 糸井嘉男(神) これまで29人
・250盗塁
あと8 大島洋平(中) これまで46人
・300犠打
あと6 菊池涼介(広) これまで7人
・500試合登板
あと10 石川雅規(ヤ)これまで102人
・100勝
あと2 西勇輝(神)これまで139人
・150勝
あと8 和田毅(ソ)これまで49人
・150セーブ
あと6 増田達至(西)これまで16人
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