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「GKは止めることが一番の仕事なんだから」 権田修一が“欧州で指導する同期”と考える日本人守護神育成プランとは
text by
谷川良介Ryosuke Tanikawa
photograph byTakuya Sugiyama/JMPA
posted2021/05/27 11:02
権田修一ら現役選手からの声が多く出て来ることで、日本におけるGK事情も大きく変わってくるかもしれない
『アメトーーク』の○○芸人みたいに……
権田:特徴が似たGKを集めて座談会みたいなことをやってみたい。たとえば、それこそ足元が上手いGKミーティングとか(笑)。『アメトーーク』の〇〇芸人みたいなのがあるじゃないですか。
中野:それこそ、意外なこだわりとかありそうだね。
権田:今季は過密日程だから、なかなかスケジュールを合わせるのが難しいんだけど、下半期にできたらいいかな。
中野:それをMCとして仕切るのが権田選手ってことっすね(笑)。風の噂で聞きましたが、このプロジェクトを立ち上げるに当たって、選手たちを前に7回くらいプレゼンしたと伺っていますよ。
権田:やった、やった。1時間を7セットぐらい(笑)。
中野:それすごいことだよ。もっとアピールしたほうがいい。
権田:好きで始めたことだから、別に頑張っていることは出さなくていい(笑)。選手会を絡めたことで、多くのJリーガーたちに半ば強制的に関わってもらっているので、ちゃんと理解してもらわないといけないと思ったから。みんなにアンケートも協力してもらったし。
中野:ほんとにその行動力は素晴らしいよ。
権田:もはや、自分の趣味みたいになっているだけ(笑)。これからやりたい企画がチーム事情で難しいとか、商売道具だから秘密にしたいとか、いろいろ出てくるかもしれないけど、その時は「子どもたちのためなんで」と必殺フレーズを使って、どんどん実現させていきます(笑)。
中野:立候補制?
権田:そうだね。もし、集まらなかったら「ハイボール処理がうまいGK」にして(同世代でFC東京の)林彰洋に絶対に出てもらう(笑)。
中野:いいね。その際はNumberさんで記事化してもらおう(笑)。
権田:それこそ、"中野遼太郎先生"に書いてもらってもいいですよ(笑)。
――それはいいアイディアですね。またぜひよろしくお願いします。
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