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【ラグビーW杯】2019年は「32人中9人」、2023年は… ジェイミージャパン「52人」からのサバイバル、何が運命を分ける?
text by
多羅正崇Masataka Tara
photograph byGetty Images
posted2021/04/21 17:01
19年W杯に続き、ジェイミー・ジョセフHC(右)のもと強化を進めていく日本代表。トニー・ブラウンらコーチ陣も続投となった
16年10月28日に発表された最初のジェイミージャパンの乗組員のうち、19年W杯に辿り着いたのは32人中9人。休養を欲したリーチなどが招集を辞退した影響は少なくないが、実に約6割が入れ替わったことになる。今回の候補に名前はないが、20年のサンウルブズにトレーニングスコッドとして参加した元明大主将の箸本龍雅(サントリー)は有力新人の一人だ。
「(今後新たな選手の招集は)もちろんあります。前回のW杯でもそうした選手が食い込んできました」(藤井ディレクター)
前回大会で達成した史上初のW杯ベスト8、その先に広がる前人未踏の地へ、ついに代表活動の第一歩となる。まずは再始動するブレイブ・ブロッサムズの顔ぶれに要注目だ。