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「あなたが予想するJ1優勝クラブは?」ベスト10発表…3位はG大阪、1位は川崎、では2位は?〈1200人アンケート〉
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NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
photograph byKYODO
posted2021/02/26 17:22
前年度チャンピオンとして連覇を狙う川崎フロンターレ
【6位 横浜F・マリノス(昨シーズン最終9位) 49票】
昨季は最終9位でリーグを終えた。その一因としてACL出場による過密日程を挙げる声が多かった。今季はACL出場がなく、2019年の優勝を知るメンバーも多い。
「昨シーズンはACL出場による過密日程で思うような結果が出なかったが、ポステコグルー監督のサッカーも4シーズン目で成熟度が増すことや、主力の残留は好条件と言える。歯車が噛み合った際の破壊力はリーグ随一だと思う」(25・男性)
「昨季は連覇を逃したものの、ポステコグルー監督のもと、超攻撃的なサッカーを貫き続ける“マリノスのサッカー”の完成が近付いていると思うから」(63・女性)
「補強によりますます選手層も厚くなった。名古屋グランパスや川崎フロンターレも選手層は厚いが、ACLがないことを加味すると一番有利なのでは」(22・男性)
【5位 FC東京(昨シーズン最終6位) 55票】
優勝こそ逃したものの、昨季のルヴァンカップでは柏レイソルを下し、タイトルを獲得した。主力選手も残留しており、ACL出場がないスケジュールは吉と出るか。「若手とベテランの融合が上手くいけば」という優勝条件をあげる意見が多かった。
「昨年ACL参戦に伴う過密日程や、室屋成・橋本拳人ら主力選手の移籍などで厳しい戦いを強いられたが、長谷川(健太)監督のマネジメントにより若手を中心に戦力が底上げされ、ルヴァンカップも制した。今季は元ブラジル代表のブルーノ・ウヴィニやアンカーの青木拓矢、J2山形から渡邊凌磨などピンポイントの補強にも成功しているし、GK波多野豪ら東京五輪世代と、キャプテンの東慶悟らベテラン勢が良いコンディションで戦えれば、悲願のリーグ優勝は見えてくるはず」(25・男性)
「2019、2020と厳しいスケジュールを消化したことで、チーム全体の総合力が強化された。また主力のほとんどが残っているなか、今季の補強でさらなる戦力の上積みもできている」(45・男性)
「20チーム編成や五輪開催によってただでさえ過密日程のなか、川崎、ガンバ、名古屋、セレッソはACL参加のため、さらに苦戦を強いられると予想。その反面、FC東京はほとんどの主力が残留したのに加え、波多野豪、安部柊斗、中村帆高、中村拓海、内田宅哉、品田愛斗など若手の成長が著しい。昨季を経てベテランと若手がうまく融合し、夏場のアウェイ連戦を乗り切ることができれば、優勝の可能性は非常に高いと思う」(19・男性)
【4位 名古屋グランパス(昨シーズン最終3位) 120票】
話題となった“大規模補強”を理由にあげるサポーターが多かった。齋藤学(←川崎フロンターレ)、柿谷曜一朗(←C大阪)、長澤和輝(←浦和レッズ)など、経験と実績を持つ選手が集まる。
「ガンバ大阪サポーターですが、今オフの名古屋の加入選手の顔ぶれを見たらエグ過ぎる。優勝してもおかしくないと思う」(56・男性)
「守備がしっかりしているのに加えて、攻撃陣の効果的な補強ができている。また、ライバルチームの新外国人選手の合流が遅れているので、序盤戦は優位にたてるのではないか」(59・男性)
アンケートの全体傾向として、ACL出場クラブの苦戦を予想する声が多いなか、「これだけ選手が揃っていれば、過密日程でも安定して戦えるはず」という意見もあった。