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2021年の平地GI全24レースの勝ち馬を大予想 コントレイルら昨年のスター馬は何勝できるのか? 

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島田明宏

島田明宏Akihiro Shimada

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posted2021/01/31 06:00

2021年の平地GI全24レースの勝ち馬を大予想 コントレイルら昨年のスター馬は何勝できるのか?<Number Web> photograph by Kyodo News

昨年の菊花賞を制したコントレイル(左)。ジャパンカップでアーモンドアイに敗れたが、その強さを今年も見せてくれるはずだ

負けられないデアリングタクト【皐月賞~宝塚記念】

皐月賞(4月18日、中山芝2000m)
ダノンザキッド(牡3歳、父ジャスタウェイ、栗東・安田隆行厩舎)
  主戦の川田将雅と、管理する安田隆行調教師の師弟の絆を知らしめた駿馬。安田師にとって初のクラシックタイトルに。(B)

天皇賞・春(5月2日、阪神芝3200m)
アリストテレス(牡4歳、父エピファネイア、栗東・音無秀孝厩舎)
  菊花賞でコントレイルを苦しめた。無尽蔵のスタミナで、GI初勝利を挙げる。主戦は「令和の盾男」クリストフ・ルメール。(A)

NHKマイルカップ(5月9日、東京芝1600m)
グレナディアガーズ(牡3歳、父フランケル、栗東・中内田充正厩舎)
  天性のスピードが武器。朝日杯を制しながら2歳王者に選出されなかった悔しさを、ここで晴らす。(B)

ヴィクトリアマイル(5月16日、東京芝1600m)
デアリングタクト(牝4歳、父エピファネイア、栗東・杉山晴紀厩舎)
  史上初の無敗の牝馬三冠馬。ジャパンカップ3着で力が本物であることを証明。牝馬同士なら負けられない。(A)

オークス(5月23日、東京芝2400m)
ユーバーレーベン(牝3歳、父ゴールドシップ、美浦・手塚貴久厩舎)
  昨年はソダシと3回対決し、すべて負けているが、うち2戦は接戦だった。距離が延びてゴルシの血が爆発する。(B)

日本ダービー(5月30日、東京芝2400m)
オーソクレース(牡3歳、父エピファネイア、美浦・久保田貴士厩舎)
  競馬を覚えながらホープフルステークスで2着。母が宝塚記念などを勝ったマリアライトという超良血は、大舞台でこそ。(C)

安田記念(6月6日、東京芝1600m)
グランアレグリア
  マイルではアーモンドアイを圧倒していた。アクシデントさえなければ今年も勝つのではないか。(A)

宝塚記念(6月27日、阪神芝2200m)
クロノジェネシス(牝5歳、父バゴ、栗東・斉藤崇史厩舎)
  2000mだとやや距離不足で、2200mから2500mが適距離というグランプリの申し子。グランプリ3連覇なるか。(B)

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