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素朴な疑問:高校サッカー決勝進出&優秀選手→プロで活躍、誰がいる?【過去10年:柴崎や宮市、浅野に染野…】
text by
茂野聡士Satoshi Shigeno
photograph byTakuya Sugiyama
posted2021/01/10 17:02
2019年度決勝、静岡学園vs青森山田では松村優太らがJリーガーになった
世代別代表で言えば、鈴木冬一(ローザンヌ)のように早くも海外移籍を決断したプレーヤーもいる。そして前橋育英→筑波大の角田涼太朗は争奪戦の末、早くも2022年の横浜FM加入内定が決まっているなど多士済々である。
決勝進出できず涙を呑んだ優秀選手が豪華
調べてみて感じたのは「決勝にたどり着けず涙を呑んだ優秀選手」の面々が、決勝の舞台で輝いた選手と同等、いやそれ以上に豪華なことだ。
もちろん“負けたらおしまい”のトーナメント制ゆえ、決勝進出以外のチームと選手が絶対的に多いわけだし、おのずとJで活躍する選手が多くなるのは当然だろう。だからこそ決勝以外もつぶさにチェックした方が、Jリーグや日本代表戦を見るうえでも絶対に面白いよな……と再確認した。
やはり選手権は、ティーンエージャーにとって将来への夢を繋ぐ大会なのは間違いない。
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