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クロマティがガチで選ぶ“各ポジションNo.1”は誰? 坂本勇人&鈴木誠也を絶賛、“日本一上手い外野手”は意外な選手【動画あり】
posted2021/01/08 18:05
text by
茂野聡士Satoshi Shigeno
photograph by
Kiichi Matsumoto
トライアウトや契約更改の悲喜こもごも、「ベストナイン」や「ゴールデン・グラブ賞」などの発表で2020年のプロ野球ストーブリーグも盛り上がった。2021年のシーズンに向けて、ドラフト指名された新人選手やの予習をしなきゃ……と思っていたところに、最強助っ人からの興味深い提案が。
「クロマティのプロ野球アウォーズ、やりませんか?」
あまりに唐突すぎて面食らったが……クロマティとは、あのウォーレン・クロマティだ。1980年代~90年代初頭にかけて原辰徳らとともにクリーンアップの一角を務め、1989年には.378のハイアベレージで首位打者にも輝いた"ジャイアンツ最強助っ人"である。
そういえばここ1年、何かとクロマティの話題を目にした。2019年のシーズン途中から巨人の練習に現れると、2020年には「アドバイザー」なる役割を与えられたとのこと。その中で二冠王に輝いた岡本和真の打撃を覚醒させたとの報道もあり、指導力は確かなのかもしれない。
そんなクロマティ、2020年6月にYouTube『クロマティチャンネル』を開設している。ならばコラボイベントとして、クロマティがガチで評価する日本人プレーヤーを聞けるのならば面白いのでは――ということで撮影現場へと直撃取材した。
クロマティが考える各ポジションでの「No.1」は誰か、自分が監督ならどの選手を使い、どんなチームを作りたいのか。大いに語ってもらおう。
通訳さんを通してお聞きするんですが……
――ということでクロマティさん、よろしくお願いします。通訳さんを通してお聞きする形ですが。
クロマティ:ニホンゴ、スコシOKネ。Let's Go! よろしくお願いします。
――えーと……ちょいちょい混じる本人の日本語はカタカナ、通訳さんの日本語訳は普通に表現させてもらいますね。まずは投手からいきましょう。それぞれ先発とリリーフを選んでもらいます。