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久保建英が試合、“美食の街”バスクがシャッター街に… マラドーナ追悼“セビージャ全員10番”の光景 

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photograph byDaisuke Nakashima

posted2020/12/01 11:01

久保建英が試合、“美食の街”バスクがシャッター街に… マラドーナ追悼“セビージャ全員10番”の光景<Number Web> photograph by Daisuke Nakashima

エメリ監督の指示を聞く久保建英。ビジャレアルでの活躍は今後みられるか

(7~10)バスクの美食の街サンセバスチャンも閑古鳥

 ウエスカ戦の翌日、足を運んだのはレアル・ソシエダのホームタウンであるサンセバスチャンである。ここ近年、日本の紀行番組などで“美食の街”として大きく報じられていたが、新型コロナウイルス禍はこの街にも影響を及ぼしているようだ。

 バスク地方は、飲食店の営業がお持ち帰りだけに制限されているのだ。中島氏のコメントからも、現地の食事情の大変さは伝わってくる。

「バスク州内で地域ごとのロックダウンも行われており、観光客もほぼいない状況でもあり、お持ち帰り営業すらせずに、シャッターを閉めているお店が大半です。コーヒー1杯を持ち帰るにも、なかなかお店を見つけられない状況です。

 ウエスカのあるアラゴン州も夕方以降の飲食店は営業できません。仕事では州をまたいでの移動が認められているので、撮影には行けるのですが……出張先での食事など本当に困るところです」

 ピンチョス巡り(食べ歩き)でいつも観光客や地元の人で道が埋め尽くされている通りも、この通りほとんどの店舗がシャッターを閉めていて、道も閑散としていたという。

 一方でシャビ・アロンソなどを育んだコンチャ海岸は好天で、ビーチ沿いは人出もかなりありましたし、海に入っている人もチラホラ見受けられたとのこと。

「ただ11月なので、そんなに暖かくはないんですが……」(中島氏)

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