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久保建英が試合、“美食の街”バスクがシャッター街に… マラドーナ追悼“セビージャ全員10番”の光景 

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photograph byDaisuke Nakashima

posted2020/12/01 11:01

久保建英が試合、“美食の街”バスクがシャッター街に… マラドーナ追悼“セビージャ全員10番”の光景<Number Web> photograph by Daisuke Nakashima

エメリ監督の指示を聞く久保建英。ビジャレアルでの活躍は今後みられるか

◆レアル・ソシエダ1-1ビジャレアル

(10~12)無観客試合、検温と改装なったスタジアムでの上位決戦

 無観客試合、夜間外出禁止など諸々の条件があるため、試合前のスタジアム前にもほとんど人影はない。「スタジアム外に、バスク語で“ファンのいないサッカー、音楽のないダンス”という幕が張ってありました」と中島氏は言う。なおこのような体験も。

「また夜間外出禁止令も出ており、22時以降がダメなので、試合後のスタジアムの外は無人に近いです。ホテルまで戻る間に警察からの職質を受けました……」

 もちろん取材環境も通常に比べて厳しく制限されている。写真は11月7日のウエスカvsエイバルのものだが、各会場で体温を測ってから取材パスをもらう仕組みとなっている。

 ソシエダの本拠地サン・セバスティアン。以前からソシエダやリーガを見ていた通なファンなら、ちょっと様子が変わっていることに気づくかもしれない。

「最近、改修が完了したスタジアムです。昔は陸上トラックがありました。内部は昨シーズン中にはできていたかと」(中島氏)

 今季リーガはレアル・マドリーとバルセロナの出遅れもあって混戦模様となっているが、首位ソシエダと3位ビジャレアルにはパウ・トーレス、ミケル・メリノら多くのスペイン代表選手が在籍している。

 試合は前半早々にビジャレアルがエースのジェラール・モレノのPKで先制。その後ソシエダのエースであるオジャルサバルがこちらもPKを決めて同点に追いつく展開となり、一進一退の攻防が続いた。

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