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久保建英が試合、“美食の街”バスクがシャッター街に… マラドーナ追悼“セビージャ全員10番”の光景 

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photograph byDaisuke Nakashima

posted2020/12/01 11:01

久保建英が試合、“美食の街”バスクがシャッター街に… マラドーナ追悼“セビージャ全員10番”の光景<Number Web> photograph by Daisuke Nakashima

エメリ監督の指示を聞く久保建英。ビジャレアルでの活躍は今後みられるか

(13、14)スペイン18歳の神童が先発、久保は右サイドで

 上位対決にあって、スペインサッカーの裾野の広さを感じさせるのは、ソシエダで先発したアンデル・バレネチェアだ。16歳にしてトップデビューを果たしたバレネチェアは、まだ18歳ながら堂々たるプレーぶり。サイドでドリブルを仕掛けたり、チャンスを創出した。試合後は久保とユニフォーム交換をしていたという。

 一方で後半途中から左サイドに入った久保は、右サイドまで流れてくるシーンもたびたびあった。「右サイドでは自分の形があるのか、落ち着いたプレーに見えました」と中島氏はピッチサイドでファインダー越しに感じたという。

「マルカ」紙電子版の寸評では「ビジャレアルは特に久保を入れて相手ゴールを脅かそうとしたが、多くのチャンスを作りきるには至らなかった」と評されているものの、攻撃の切り札の役割を与えられているのは確か。先発起用が多いELを含めて、好調なチームにあって存在感を示してほしいところだ。

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