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手越祐也が語るサッカーへの思い。
独立後に本田圭佑と“ウェブ会議”。
text by
鈴木竜太Ryuta Suzuki
photograph byRyuta Suzuki
posted2020/07/31 19:00
子供たちとのミニゲームにも“ガチ”で取り組む手越祐也。サッカー歴は28年にのぼる。
メッシを間近で見て、衝撃を受けた。
芸能界きってのサッカー通として2018年FIFAワールドカップの日本テレビ系での特番や「手越祐也&城彰二のサッカーアース」(日本テレビ系)に出演。キャスターとして欧州サッカーの試合を取材し、インタビュアーとしてあこがれの選手に迫ることもあった。
その仕事の中でも同い年のリオネル・メッシを間近で見て、衝撃を受けた。
「バルセロナでお会いしたんですが、身長も僕とほぼ一緒のメッシが、体の大きな選手をいとも簡単に抜き去って点を取っていく。僕の理解を超えて意味がわからなかった(笑)」
同じくFCバルセロナの左サイドバック、ジョルディ・アルバが2015年八戸で開いた子供向けのサッカー教室にも取材で訪れた。
一緒にプレーして驚いたのはアルバが子供相手にも本気でプレーする姿。「何に対しても手を抜かずにガチンコでやるのはすごい大事だな」と感動を覚え、そのアルバと同じように今回の教室ではプレーもギャグも、子どもたちとの交流も全力で取り組んだ。
本田圭佑と1時間ほど意見交換。
国内では内田篤人(鹿島アントラーズ)選手とプライベートでも交流がある。
「篤人は僕のYouTubeも見ててくれていて、この間も連絡をくれました。僕が選んだイケメンベスト5という企画で、2位に選んだ篤人をイラストに描いて紹介したんですが、『小2の絵』といわれました(笑)。
オフシーズンにプロの仲間が来てくれることはありますが、やっぱり怪我をさせたらまずいのであまり一緒にプレーしないようにしています」
先日、ブラジル1部リーグ・ボタフォゴでプレーする本田圭佑から知人を通じて連絡があった。
「僕がジャニーズを独立してからの道のりを見てくれて、何か常識を変えることをやりそうなやつだと思ってくれたみたいです。
今は帰国できないのでWEB会議をやろうというお話をいただいて、1時間ほど意見交換しました。日本の現状や、僕のサッカーに対するお話をしたら『手伝えることがあったら何でも言ってください』とおっしゃってくれて、うれしかったですね」