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ロケッツHCが語る優勝への青写真と
日本人NBAプレーヤーへの期待。 

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石井宏美

石井宏美Hiromi Ishii

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photograph byGetty Images

posted2019/10/01 11:40

ロケッツHCが語る優勝への青写真と日本人NBAプレーヤーへの期待。<Number Web> photograph by Getty Images

「日本に行ったことのない選手にとっても、ジャパンゲームズはいい経験になる」とダントーニHC(ヒューストン・ロケッツ)は語る。

かつて田臥を指導したダントーニ。

 最後に、日本人にとってはハーデン&ウエストブルック擁するロケッツはもちろん、今季、同じウエスタン・カンファレンスに所属するメンフィス・グリズリーズの渡邊雄太、ダラス・マーベリックスの馬場雄大のプレーも気になるところ。渡邊は昨季10月のプレシーズンのロケッツ戦の第4クォーター序盤に途中出場し2得点2リバウンド、馬場は今年7月のサマーリーグのロケッツ戦で約17分間出場し8得点3リバウンドを記録した。

 そこで彼らの敵将となるダントーニHCにも2人の印象を尋ねた。

「当然、プレーしていたことは覚えています。スカウティングは私の仕事ではないので、そこまで詳しくは知らないのですが。ワシントン・ウィザーズにも今年は日本人が入ったよね。彼(八村塁)はとても才能のある選手だと思っています。ルーキーは毎年大変ですが彼らが活躍することを楽しみにしています。

 日本からこうして素晴らしい選手がNBAに来ることはとても良いこと。フェニックス(・サンズ)にいた頃、私は田臥勇太をコーチしていますが、彼は本当に素晴らしい選手でした。今後も日本人選手に限らず、世界中の国の選手がNBAに来てくれるのは非常に良いことだと思っています」

 昨季、渡邊がグリズリーズと2Way契約を果たし、田臥以来、14年ぶりとなるNBAプレーヤーが誕生した。今季はドラフトで八村がウィザーズ入りし、さらに初めてのBリーグ発のNBA選手として馬場が続いた。同時に3人のプレーヤーがNBAでプレーする時代となった。

 そんな彼らが戦う世界最高峰のリーグの実力を間近で感じることができる。

 しかも、今回のNBAジャパンゲームズは2020東京オリンピックの会場にもなっているさいたまスーパーアリーナで行われるだけに、注目度も高まりそうだ。

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